利便性 「売り手<買い手」の状況を作る要因その3

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商品を購入したいとき、買い手の前に、時間やエネルギー、ノウハウといった「壁」が立ちふさがり、購入を阻(はば)むことがあります。

たとえば店が遠かったり、商品がよく分からなかったり、入手に時間がかかったりといった壁があると、市場は勢いを失っていきます。

こうした壁を減らすことができれば、たくさんの顧客を獲得できます。

つまり、利便性を売りにするのです。




この方法で市場の均衡を崩すには、購入までの手順を簡略化したり、迅速化したりする方法を見つければ良いのです。

よそよりも手軽だからという理由で顧客はあなたから買うようになります。

この15年間、数え切れないほどの企業が、従来型のビジネスからデジタル型へ移行して、成功を収めてきました。

それは、彼らが顧客にとっての壁を減らし、利便性を向上させたからでした。

アマゾンは本を圧倒的に購入しやすくすることで、従来型の書店に致命的な打撃を与えました。

書店で買おうがオンライン書店で買おうが、本の中身は少しも変わりません。

しかしアマゾンの方が手軽で買いやすいから、そちらがファーストチョイスになります。

利便性の向上が起こす もう1つの現象に、「流行」があります。

実は、流行になる前の時点で、その商品は既に多くの人に買われているのですが、入手しにくかったり、情報が手に入りにくかったりと、買い手が不便を感じているあいだは、流行にはなりません。

多くの場合、情報が広まり、入手が容易になったあとで、流行に火がつきます。

しかし、今日では流行はあっという間にすたれることを覚えておきましょう。

しばらくは売れに売れるかもしれませんが、インターネットがある以上、すぐに他の店でも扱うようになります。

利便性の壁を越えるのは、かつてなく簡単になっています。

利便性を高め、壁を減らす方法

【流通を改善する】

何らかの仕組みを作り、購入に要するエネルギーや労力、時間を減らす。

【市場の情報を入手しやすくする】

情報が入手しやすくなると、市場の後発組が先発組に取って代わるチャンスが生まれる。

同じことが、買い手が選択肢をあまり探る必要がないときにも起こる。

【自動化する】

処理スピードが速くなったり、自動化されたりすると、利便性は上がる。

機械の新調や、オンライン / オフラインのシステムの更新などが考えられる。


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