ウクライナ危機の高まりで世界金融市場が混乱

ウクライナ危機
ウクライナ危機の高まりで3月3日の世界金融市場が混乱しています。

石油市場は急騰し、投資家は円などの安全逃避先に資金を振り向け、株式のエクスポージャー(投融資残高)を縮小しています。




ロシア政府がウクライナ・クリミア半島へのロシア軍増派を認めたことから、3日朝方の欧州取引では、ロシア市場が大幅安となりました。

ロシアルーブルはドルとユーロに対し過去最安値を記録し、これを受けロシア銀行(中央銀行)は3日、利上げを決定しました。

ルーブル建て取引を扱うMICEX株価指数は12%下落しました。

そのほか新興国の為替市場と株式市場も全面安となりました。

ポーランドの主要株式指数は寄り付きで3.6%安となり、ポーランドズロチもユーロに対し0.5%超下落しました。

欧州国債市場では、ドイツ国債の指標銘柄である10年債の利回りが0.04%低下して1.58%をつけました(価格は上昇)。

英国債の10年債利回りも0.06%低下の2.66%となりました。

ウクライナの10年物ドル建て国債は前週末終値の水準から1.00%超上昇し10.53%と急騰しています。

ソシエテ・ジェネラルの新興国戦略ヘッド、ブノワ・アン氏は「ロシアがクリミアに侵入したとの報道など、ウクライナ情勢の緊迫化が、リスク資産の市場心理に対する大きなショックとなっている」と話しました。


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