トランス脂肪酸で心臓や脳の血管系疾患、認知症、アレルギー性疾患、クローン病に

トランス脂肪酸
先進諸国では不飽和脂肪酸の一種であるトランス脂肪酸の使用と摂取に規制を設けている国が多く、先頃アメリカでもこれまでより規制を厳しくし、場合によっては全面使用禁止になるかもしれないほどに慎重になっています。




日本においては、欧米に比べて摂取量が少ないので規制はしない、ということを消費者庁が言っています。

外食産業のおける揚げ物はもちろん、ファストフードにも大量のトランス脂肪酸が含まれています。

また、ショートニングやマーガリンとしてだけではなく、サラダ油と表示されている油にも大量に含まれている場合が多く、インスタント食品やレトルト食品にも大量に含まれています。

つまり、ありとあらゆる加工食品にトランス脂肪酸が含まれているのです。

トランス脂肪酸が引き起こす病気として、動脈硬化とそれに伴う心臓や脳の血管系疾患、認知症、アレルギー性疾患、クローン病などが挙げられていますが、ハーバード大学医科大学院グループの調べで、トランス脂肪酸の摂取によって糖尿病のリスクが高まることも分かっています。

厚生労働省は「国民健康・栄養調査結果(2007年)」で、日本人で糖尿病の疑いがある人は全国で推定2210万人おり、これは、日本人の5人に1人にあたる数だ、ということを発表していますが、それには当然、トランス脂肪酸の摂取が関連していると考えられます。

また、カリフォルニア大学サンディエゴ校のベアトリス・ゴロム教授の調べによりますと、トランス脂肪酸の摂取量が多い人ほど攻撃的で怒りっぽい性格であることも分かっています。

ゴロム教授は次のように話しています。

「トランス脂肪酸の過剰摂取と攻撃的な性格との関連性が明らかになった。心身ともに悪影響を及ぼす物質は出来る限り避けるべきであり、特に学校給食のメニューは、子供たちへの影響を考慮して慎重に考えられるべきだ。また、刑務所での食事もトランス脂肪酸には十分に注意すべきだ」

トランス脂肪酸の危険性を証明する科学的根拠は数え切れないほど存在します。

ですが、マーガリン、ショートニングを製造する業界やファストフード店と密接に結び付いたメディアが、その危険性を報じないのです。

そして、食品業界も決してその危険性を認めることはありません。


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