疑われる前に正直に話すキャッチコピー

隠さないから信用される

たとえば商談で調子のいいことを言う営業の人に対して「数字を盛って言ってるんじゃないかなぁ」と思ったり、打ち合わせの相手に「この人、知らないのに『知ってる』って言ってる?」と感じたり、合コンで「『彼氏いない』って言うけど絶対いるでしょ」と疑ったり・・・日常生活の中で「なんか怪しい」と思うことは少なくありません。

これから紹介する「正直型」のキャッチコピーでは、そんな疑いを持たれることはまずないでしょう。
この「型」は、広告の送り手側からネガティブなことも含めて正直に、真剣に話をします。

私たちの仕事は、地球を傷つけることからはじまってしまう。

総合建設会社・大成建設のポスターでは、自分たちの仕事が「地球を傷つける」ということを、隠さずに伝えています。
その告白によって、環境問題に真摯に向き合う姿勢がより強く伝わってくるのです。
本来、自社の強みやセールスポイントをアピールする広告で、あえて弱みや不利なことを語る。それは問題へ取り組む決意の裏返しであると、読み手も感じずにはいられません。

なにより相手が正直に言ってくれれば、人は信用したくなるものです。

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正直型のキャッチコピーの実例

ときには、お客さまの怒りを買ってしまうこともあります。
それを承知の上で、お話すべきことはお話しします。
(三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券 ポスター)

復興支援で来てくださっている皆さまに、充分なサービスができないでいます。
(ホテルルートイン 従業員募集 雑誌)

イオンの反省
「私たちイオンは、世の中の変化に対応できず、お客さまを見失っていたことを反省します。~」と続きます。(イオン 新聞)

まず、やわらかさに驚かれます。値段を見て、もう一度驚かれます。
(高田耕造商店 最高級たわし 3150円 ポスター)

志望動機は「時給」でいいんです。
「時給 1400円以上」と続いています。(パチンコ求人 雑誌)

入ってみて、自信がついて、職場で結婚。そんなケースもありました。
(楽天オーネット「結婚情報サービス」 ポスター)

「転職しないほうがいい」というアドバイスもしています。
(転職支援サービス ポスター)

読み手に発奮を促すようなキャッチコピー

華やかな大学生活を送りたい人は別の学部へ。
(近畿大学 国際学部開設 WEB)

授業で発言しない学生は欠席です。本当に。
(近畿大学 国際学部開設 WEB)

あなたの生涯賃金より、たいていの展示作品は高価です。
(東京国立近代美術館 現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展)


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