情報源に対する信憑性が情報の信憑性を左右する「情報源の信憑性バイアス」があります。
どれだけ親切なクルマの販売員であっても、顧客は売る側の動機に懐疑的になりがちなので、簡単に契約には結びつきません。
PR(広報)がコミュニケーション手段として重視されるのも、このバイアスの為です。
新聞のように「客観的な情報源である」という印象を受けるメディアの情報には、疑問を持ちにくく、受け入れやすいのですが、消費者は注意しなければなりません。
紙面上には「特集広告」や記事のような体裁の「有料広告」があるからです。
多くの消費者は、客観的だと思っている情報が、実は企業広告である事実に気づいていません。