顧客より1ランク上の服装で商談に臨むと説得力が増す

私たちは瞬きをする ほんの短い間に「この人は正直な人か」「自分の話していることを きちんと理解したうえで しゃべっているか」「本心から私たちの為を思ってくれている人なのか」を判断しています。

「ペルソナ」とは、誰かを説得するときに表面を取り繕ったり仮面をかぶったりすることではありません。

ポジティブなスキルを全てまとめて完全に鍛え上げることを、あなたのパーソナリティに欠かせない要素として取り込むべきです。

そのスキルは日によって使用頻度がまちまちかもしれませんが、誰かを説得するときには必ずフル活用する必要があります。

あなたが熟練した説得術を習得し、スキルに磨きをかけていれば、その説得力やスキルは気づかないうちにあなたの一部となります。

そしてあなたは、それらを状況に応じて自動的に使い分けられるようになるのです。




容姿・外見

人はあなたを見た目で判断します。

面接やデートで背の低い男性より背の高い男性のほうが成功しやすいことは様々な実験で実証されています。

そして、2人の候補者の能力が同等だった場合、他人を惹きつける魅力のある人のほうが採用されやすいです。

ずいぶん不公平に思えるかもしれませんが、これは人生における明快な事実なのです。

人間は人を見た瞬間、様々な基準に基づいて その人を判断しますが、魅力もその基準に含まれています。

ですが安心してください。

今のあなたがどんな風采(ふうさい=外部から見た,人の容姿や身なりなどの様子)であろうとも、あなたは自分の印象を有利な方向に動かすことができます。

それは比較的簡単にできますが、意識的な行動が求められます。

他人の潜在意識に訴えるものである以上、身だしなみが説得の障害になる可能性があることは事実です。

人は心の中で予想し、マップを描きます。

その予想内容とあなたが与えた情報に不一致が生じると、人は ためらいを感じたり、あなたと完全に断絶したりするのです。

私たちは潜在意識下で数多くの情報の断片を絶えず評価し、それらに対する決断を下しています。

意識的な関心を引きつけるのは驚異的かつ極端な矛盾のみで、残りの部分は裏側で評価および決断されます。

「どこがまずいのか指摘できないけれども漠然とした不安があり、これでいいと思えない」という感情が生じるのは こうした理由からです。

これは直感と呼ばれることがありますが、現実には、非常に詳細な潜在意識的プロセスを経た後に、多くの瞬間的判断が下されています。

効果的な説得をするためには、相手に与える全ての情報断片を注意深く点検する必要があります。

その結果、相手の心の中に形づくられた「この人は知識が豊富で信頼に値する」というパターンの中に、あなたの伝えたメッセージを上手くはめ込むことができるのです。

そして私たちは、相手が その直感に従ってくれることを望むのです。

人が衣服を身に付ける目的は、自分のいるポジションを裏付け、他人の目を引きつけることであり、決して服自体に注目してもらうことではありません。

説得力ある服装をすることで得られる恩恵のうち、最も見逃されがちなのは、その服装が本人の気分に与える影響でしょう。

人は着る服によって様々な感情や肉体的感覚を得ます。

自分にピッタリ合ったスーツを着ると気分が良くなりますし、有能で臨機応変に対応できる人物になった気がしてきます。

ドレスアップすると落ち着かない気分になるのは、ドレスアップすることに慣れていないせいです。

つまり、普段よりも良い服装をする機会を定期的につくって、その感覚に慣れ、それを本来のあなたの一部に取り込むことは理に適った行為といえます。

要するに、説得力を効果的に身に付けるために従うべき経験則は これなのです。

あなたは自分が今いるポジションにふさわしい人物に対して期待される服装、もしくは顧客と同等か顧客より1ランク上の服装をする必要があります。

では、1ランク上の服装とは何でしょうか?

一例として、顧客の服装がオフィスカジュアルだった場合、あなたはオフィスカジュアルにネクタイとブレザーを加えれば良い。

3つ目のアイテムとして男性ならベストかジャケット、女性ならセーターかスカーフを加えてもいいでしょう。

これなら違和感を与えることを避けつつ、自分を程良くアピールして人目を引きつけることができます。

さらに、環境にふさわしい服装をすることも必要です。

肥料を売るセールスパーソンが土壌調査のため畑で農場主と会うときに、スーツ姿で出向くのはナンセンスです。

あなたの信頼性と知識が疑問視されてしまいます。

こうした考え方に疑問を感じている人は考えてみてください。

見栄えが良くない製品や何らかの損傷を受けている製品があった場合、顧客は品質や妥当性に一切疑問を抱かず、その製品を購入してくれるでしょうか?

あなたの答えが「いいえ」なら、疑問の余地のある服装をしているあなたが「買ってほしい」と見込み客に頼むことはできないはずです。


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