日本の債務残高(対GDP比)は他国に比べて圧倒的に厳しい状況

日本の借金
日本はデフレが始まった1997年頃から、毎年GDPの6~8%に相当する額の借金を繰り返していました。




同じ期間にこれほど大きな借金をしていた先進国はなく、このころから日本だけが借金を積み上げていました。

でも、2000年代の半ば以降、少しずつ借金の額が減り始め、2007年にはGDP比で3%を切るまでに改善しました。

ようやく他の先進国と遜色のない水準になったのです。

しかし、2008年9月にリーマンショックが起きると、翌2009年には、再び借金がGDPの8%を突破してしまいました。

リーマンショックの影響は世界中に広がり、各国の経済は大きなダメージを受けました。

そのため、各国政府は多額のお金をつぎ込み、経済の立て直しを図りました。

その結果、2009年は日本だけでなく、他の先進国も借金が大きく膨らみました。

とくにリーマンショックの震源地であるアメリカや金融センターであるロンドンを抱えるイギリスでは、借金がGDPの10%を超え、日本より深刻な状況に陥ったのです。

しかし、アメリカやイギリスでは、その後、積極的な金融緩和が行われ、早期に景気が回復。

さらには財政も緊縮させたため、翌2010年からは借金の規模が縮小し始め、現在もその傾向が続いています。

一方の日本ですが、2010年以降も借金は相変わらずGDPの9%近くで、一向に改善する兆しが見られません。

日本の借金がなかなか減らない理由として、2011年に起きた東日本大震災の影響も、もちろんあります。

しかし、それ以上に、いつまで経ってもデフレから脱却できず、景気が悪いままであることが根本的な原因なのです。

このように、毎年、借金を繰り返していれば、積もり積もって大変なことになってしまうのは、子供でもわかることです。

日本の借金の総額(日本政府だけでなく、地方政府の借金まで含む)は1000兆円以上あり、GDP比では230%以上になります。

実に、GDP2年分以上の借金がすでに貯まってしまっているのです。

この比率は、他の先進国とは比べるまでもないダントツの高さですし、なんと財政危機を引き起こし、世界中に迷惑をかけたギリシャをも上回っているのです。

このように巨額の借金を抱えていては財政再建なんか無理だというのが、アベノミクス反対派の論旨です。


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