債務再編とは何でしょうか?

アルゼンチン国債
財政状態が悪化したまま、IMFほか外部の支援を受けることなく見過ごすと、約束したとおりに借金が返せなくなります。

これが債務不履行、いわゆるデフォルトです。




デフォルトに陥ると、政府が支払期限の延期や、支払利息の減免、さらには元本の削減など、債務再編を債権者にお願いする事態になります。

これが、財政破綻です。

約束どおりに貸したお金を返してくれないとなれば、預金者や投資家は投資したお金を引き揚げようと躍起になります。

すると、預金の取り付け騒ぎや、国内から海外に一気に資金が流出する事態(キャピタルフライト)が発生します。

この状態を放置してしまうと、金融機関が破綻してしまいますので、政府は預金封鎖や資本規制を実施せざるをえなくなり、金融市場は大混乱に陥ります。

こうなると、国際金融市場への参加が制限されたり、高い金利でないとお金が借りられなくなったりと、対外的な経済取引を行う際に様々な支障をきたすようになります。

政策判断を見誤り、IMF支援要請に踏み切ることなく、手遅れになってしまった例もあります。

IMFの支援を受けるためには緊縮財政を断行することが条件となります。

国内の統治が脆弱で議会や国民の理解を得ることができず、結果として支援が見送られてしまい、最悪の事態を迎えてしまったことも過去には起きています。

2001年にデフォルトを起こしたアルゼンチンは、その後、国際社会で経済活動を行うのに大きな足かせをはめられています。

10年以上経った今でも、アルゼンチン国債の格付け会社による評価は「投資不適格」のままで、実質的に海外市場では国債を発行できない状態が続いています。


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