精米改良剤のプロピレングリコールに表示義務がない不思議

米
古くなって脆(もろ)くなってしまったお米を精米するときに、お米が割れてしまうのを防いだり、古米特有の酸化した臭いを防いで、甘みを付けるものが外食産業で使用されています。




新米のような白い光沢を出すために開発された「プロピレングリコール」は、食品の品質改善剤、乳化剤として使われているだけではなく、化粧品中に保湿剤として使われたり、自動車等の不凍液、潤滑剤、またプラスチックの中間原料、溶媒などとして、あらゆる用途で広範囲に使われる薬剤です。

薬事法においては「表示指定成分」として表示が義務化されている化学薬品でもあります。

精米改良剤の成分は、プロピレングリコールのほか、植物油脂、合成甘味料(D-ソルビット)、リン酸塩、グリセリン脂肪酸エステル、グルタミン酸ナトリウム(グルソ)などが含まれています。

この精米改良剤は、食品衛生法上では加工助剤といって、食品加工の際に添加される成分の効果が加工後の食品に及ばないという位置付けなので、これを使用している食品メーカーは、「加工助剤であるから、食品添加物としての表示義務はない」と主張しています。

実際、精米改良剤は表示されません。

ですから、ほとんどの人は、精米改良剤というものを見たことがないでしょうし、言葉も知らないのではないでしょうか。

その精米改良剤のプロピレングリコールが、薬事法では表示義務があるにもかかわらず、加工助剤として使われた場合には、表示義務がないのが何故なのかは分かりません。


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