エレガントに実績を伝える話し方

自分の能力や実績や業績を活かすには、必要としているお客様のために、様々な機会に、しっかりと伝えておく必要があります。
ここが苦手な人は、せっかく良いものを持っていても、誰にも気付かれず活用されない、というもったいないことが起こります。
ただし露骨な自慢と思われないように、あくまでエレガントにさりげなく表現するセンスと技術が必要となります。

直接的ではなく、間接的に柔らかく表現することを、映画や演劇で「婉曲(えんきょく)的表現」と言います。
登場人物の名前を観客に知らせたいとき「私は~です」と自分で名乗ると不自然になりますので、他のキャストが名前を呼ぶなどして、間接的に観客に分からせる手法が、さりげなく使われます。
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空気は読むものではなく自分で創るもの

日本ではよく「空気を読む」のが良いこととして評価される風潮があります。
確かに、場の雰囲気を壊す無神経な人は遠慮したいですが、人前で話す場合は、少し工夫が必要です。
空気を読み過ぎて、萎縮してしまう人をよく見かけるからです。

話はじめは、会場も聴く姿勢になっていないので、会場の空気が固いのは当たり前と知っていないと、そこで緊張が増してしまいます。
話し上手な人はそれを知っていますから、最初からフラットにマイペースで話しはじめ、徐々に会場をつかんでいきます。
どんな有能な話し手でも、話し手の声や存在が会場になじむのに、ある程度の時間がかかるものです。
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自然体が最強のポジション

人前で話すという行為は、誰しも最初は自信がないものです。
根拠のある自信は必要ありません。
必要なのは、自分自身であるという自信。
そのためには、自分が「何が得意なプロなのか?」をはっきりさせることが出発点です。
話し手側にこの軸がないまま、受け売りのどこかで聞いたような話をしても、何も伝わりません。
世間的な地位や立場が上の人の前で話すときも、まったく同じ原則になります。
できる人ほど、自分とジャンルが違うプロの話は興味あるからです。
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伝わる話は3のリズムになっていることが多い

今から600年前に世阿弥の秘伝書に書かれた「序破急」は、

「はじめのつかみ」
「場面転換してメインの話」
「クライマックス」

の3幕構成になっています。

「起承転結」のような4幕構成は、現実の場面ではほとんど使われません。
伝わる話し方で気を付けることは、コンテンツを多くしないこと。
人が自然に理解できるのは、3つの項目です。
2つでは物足りなく、4つでは少し多い。
実は、伝わる話というのは、本人が意識していなくとも、結果的に3のリズムになっていることが多いのです。
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言葉を削ると伝わる

心躍るとき。
心打たれるとき。
心揺さぶられるとき。
心震えるとき。
心ときめくとき。
心に沁みるとき。
心に響くとき。
それはすべて、ダラダラと続く長い時間ではなく、シェイプアップされ凝縮された心の動き。
心に起こる一瞬の変化が、その後の長い時間の意味を変えます。

15秒か30秒で表現されるテレビCMは、その商品で得られる最高の輝きの瞬間を凝縮して描きます。
長い話は、心を動かす伝え方には相性がよくありません。
特に日本語の場合、結論が最後に来るので、話が長いと頭が先に動いてしまい、心に伝わらなくなります。
主語と述語が離れていたりすると、もはや理解することも放棄して、思考停止してしまいます。
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