疑われる前に正直に話すキャッチコピー

隠さないから信用される

たとえば商談で調子のいいことを言う営業の人に対して「数字を盛って言ってるんじゃないかなぁ」と思ったり、打ち合わせの相手に「この人、知らないのに『知ってる』って言ってる?」と感じたり、合コンで「『彼氏いない』って言うけど絶対いるでしょ」と疑ったり・・・日常生活の中で「なんか怪しい」と思うことは少なくありません。

これから紹介する「正直型」のキャッチコピーでは、そんな疑いを持たれることはまずないでしょう。
この「型」は、広告の送り手側からネガティブなことも含めて正直に、真剣に話をします。

私たちの仕事は、地球を傷つけることからはじまってしまう。

総合建設会社・大成建設のポスターでは、自分たちの仕事が「地球を傷つける」ということを、隠さずに伝えています。
その告白によって、環境問題に真摯に向き合う姿勢がより強く伝わってくるのです。
本来、自社の強みやセールスポイントをアピールする広告で、あえて弱みや不利なことを語る。それは問題へ取り組む決意の裏返しであると、読み手も感じずにはいられません。

なにより相手が正直に言ってくれれば、人は信用したくなるものです。
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2017年10月1日時点の人口推計 人口減の加速を外国人の増加が緩和

総務省は4月13日、2017年10月1日時点の人口推計を発表しました。
外国人を含む総人口は2016年と比べて22万7千人少ない1億2670万6千人となり、7年連続で減少しました。
外国人の過去1年間の入国者数から出国者数を差し引いた純流入数は過去最多の14万7千人に達しました。
人口減の加速を外国人の増加が緩和する構図が鮮明になりました。

人口推計は国勢調査をもとに毎月の人口移動などを加味して推計します。
毎年4月に前年の10月時点の数値を公表します。
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褒めたり、応援したりするキャッチコピー

「肯定する・背中を押す型」は、商品・サービスを使う人の「味方」となって褒めたり、応援したりするキャッチコピーです。
読み手は気持ちよく納得できるので、商品やサービスへの印象も良くなります。


“いい男は、街では遊ばない。”

こちらは東海地方を中心とした釣り具の販売店、イシグロのポスターです。
独自の「いい男」の定義で、釣りを愛する全ての人を肯定しています。
その男らしさを演出しているのが、ゴツゴツとした岩場の風景写真と、1行のキャッチコピーが中央に堂々と添えられたデザイン。
言葉も写真もまっすぐ心に届くため「街で遊ぶいい男」も本来いるはずなの
に、そんな反論をさせない強さがありますね。
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老舗の信頼型キャッチコピー

継続は「信頼」なり

世の中には「いま話題のお店」と もてはやされ、長蛇の列をなす人気店があります。
「売り切れ続出のヒット商品」と呼ばれるものもあります。
しかし数年後、その数年後、そのお店がつぶれていたり、商品の生産が終わっていることも少なくありません。

そんな流行に左右されることなく、長年愛されてきた信頼感・安心感をアピールするキャッチコピーが「老舗の信頼型」です。

「なるはや」で仕事をする職人はいない。

こちらは手績(てう)み、手織りの麻織物などを扱う中川政七商店のポスターです。
このキャッチコピーでは、1716年に創業した老舗の誇りを「なるはや(なるべく早く)」という現代語の否定で表現しています。
流行りのビジネスとは違う。長く愛されるには理由がある。そんな職人のこだわり、そして品格や余裕を感じられる広告です。

結果は出すものではなく、出し続けるもの。
例えば野球のイチロー選手のように、続けることの大切さを分かっている職人だけが、どの世界も一流になれるのかもしれないですね。
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企業が描くビジョンや考えを伝えるキャッチコピー

組織の熱意を「手紙化」する

「企業の決意・信念型」は、企業・組織から読み手に届ける手紙のようなもの。
企業が描くビジョンや考えを、言葉に乗せて実直に伝えます。
読み手が企業の思いや本音に触れることは普段あまりないので、言葉に熱意がこもっていればいるほど、心に響くものとなります。

また来たいという場所じゃないから、
いま来てよかったという場所でありたい。

こちらは愛媛県にある村上記念病院のポスターです。
冒頭の「また来たいという場所じゃないから」という患者さん側に立った前提が、病院の温かい思いを感じさせます。
手紙を読むと相手の性格が分かるように「企業の決意・信念型」のキャッチコピーからは組織の雰囲気・姿勢が見て取れるのです。
それは、病院という組織からのメッセージでありながら、そこで働くお医者さん、看護師さんの顔が浮かんでくるかもしれません。
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