固有名詞を用いたユーモアのあるキャッチコピー

最初の晩餐。

こちらは味の素の新聞広告です。
キャッチコピーと写真を見た瞬間、読み手はレオナルド・ダ・ヴィンチ作『最後の晩餐』を想像し、目を引かれます。

キャッチコピーに続く「世の中の甘さや苦さを、人生で初めて知るのは、食卓でした。」という文章も、スパイスが利いていますね。

ちなみにこの赤ちゃんの写真、1人ずつよく見てみると「甘い」「塩っぱい」「苦い」など、それぞれ表情からも味が読み取れます。
味の素が子供たちの食を支える企業であることを、面白さと可愛さのある表現で伝える親しみやすい広告です。
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ダジャレやギャグに近い言葉を使ったキャッチコピー


和食は、和色で、できている。
(味の素 調味料 雑誌)


吸イーツ。
(グリコ乳業 ドロリッチ ポスター)


オール・マイ・ティー
(キリン 午後の紅茶 おいしい無糖 ポスター)


明日は休刊日。きょうは休肝日に。
(サントリー 新聞)

菌続25年。
(大地の実 天然酵母の手づくりパン ポスター)

マケて、マケて、マケつづけます。
(そごう・西武 そごう夏市 ポスター)

家族みんなでダウンを着ると、あたたかい家族に見える。
(西友 POP)

服が自信をくれて、自信が福をくれる。
(札幌駅総合開発アピア 札幌APiA ポスター)

歯を磨く人たちのために、腕を磨いている職人たちがいます。
(大丸松坂屋百貨店 新聞)

もくもくとするのは、勉強だけに。
(立命館大学 キャンパス内禁煙キャンペーン ポスター)

歌いすぎてノドをつぶしたあとは、自遊空間でヒマをつぶそう!
(自遊空間×まねきねこ ポスター)

お釣りをしまっていたら、電車のドアも閉まっていた。
(東日本旅客鉄道 Suica ポスター)

どれくらい泳げるの?と聞かれて目が泳いでしまった。
(日本スイミングクラブ協会 泳力認定 ポスター)


秋 RUN 漫
(福島テレビ 第26回東日本女子駅伝 ポスター)


打ったらスポーツ、売ったらビジネス。
(太陽スポーツ 新卒募集 フライヤー)

スポーツ選手のプレーは記事として残りますが、みなさんのプレーは筋肉痛として残ります。
(佐藤製薬 サロメチール 新聞)
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意外なメリット型キャッチコピー

「意外なメリット型」は、メインではないけれど、あると嬉しいメリットを表現したキャッチコピーです。

花に囲まれた家に、ドロボーは入りにくい。

これは、ガーデニング製品などを扱っている水生活製作所の雑誌広告コピーです。
女性に人気の趣味のひとつ、ガーデニングが「防犯にもなる」という意外なメリットを伝えています。
ボディコピーには「暗い道で花を育てたところ空き巣が4分の1以下に減った」という地域もあったそうです。
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読み手にとってかなりお得な話をするキャッチコピー

2着目から半額のスーツ。
5本買うと1本もらえるジュース・・・
街を歩いているといろんな売り言葉が目に飛び込んできます。
その中でも思い出すものを並べてみると、独特の言い回しやユニークな言葉を使った広告はもちろん、メリットが明確なものも印象に残りやすいことに気が付きます。
読み手にとって大きなメリットがあれば、広告的な表現がなくても一瞬で心をつかんでしまうのです。

このように、過剰に表現を入れることなく、読み手にとってかなりお得な話を分かりやすく伝えるキャッチコピーが「すごいメリット型」です。

もしも、合格できなかったら授業料はいただきません。本当です。

埼玉県にある個別指導塾、合格工房のポスターには「授業料はいただきません」という衝撃的なメリットが書かれています。
さらに塾側からの語り口になっているため「失敗したらお金はもらわない」という教師たちの自信、プライド、熱意が、ひしひしと伝わる作りになっているのです。
シンプルでありながら、直接的なメリット(不合格なら授業料なし)と、塾の本気度を両方表現した印象強いキャッチコピーですね。
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1位であることを主張するキャッチコピー

みんなの目を引く1等賞!

優勝、世界一、日本一、人気ナンバーワン・・・「1位」と言われるものに、人は目を引かれるもの。
たとえば本屋さんで、POPに「〇〇書店ランキング1位」などと書いてあると、つい手に取ってしまうことがあります。
「ナンバーワン型」は「1位」であることを主張し、それを軸に話を展開するキャッチコピーです。


10年連続日本一。それでもまだ、他人事だと思っていた。

こちらは「AICHI SAFETY ACTION」(サントリーほか50の協賛企業)のポスターです。

愛知県の交通事故削減を目的としたこのキャンペーン。
この広告が出た当時(2013年)、愛知県は交通事故死者数が10年連続でワースト1位を記録していました。
その事実を「10年連続日本一」という表現で冒頭に見せることで「なんの話だろう?」と続きを読みたくなる仕組みになっています。
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