自分に合わない人を断ることが最適なクライアントを受け入れる余地を生む

NO

グーグルは毎年社員を何千人も募集し、応募は百万人以上に達します。

会社はテスト、ゲーム、アンケート、課題を出して、応募者を選りすぐっていきます。

最上の中の最上だけが生き延び、残りの99%は、丁重に「ノー」を突き付けられます。

最終段階では、ほとんどの最高幹部の承認を得なければ社員にはなれず、採用の判断には、創業者のラリー・ペイジが加わることも多いようです。

グーグルは「ノー」の力を知っています。




彼らは、そのこだわりが会社の未来を左右すると分かっています。

売り手市場の企業は、自分たちが求めている相手を把握していて、その条件に当てはまらなければ「ノー」と言うことを厭いません。

彼らは最上の顧客は誰か、忠誠心が厚くて生産性の高い社員は誰か、利用したいサプライヤーはどこか、一緒に働きたい投資家は誰かを知っています。

合わない人や物には徹底してノーを言います。

「ノー」と言えるようになるには、高い基準を設けて、それを堅持することです。

「ノー」と言うのは、自分の哲学を進化させ、それを裏切らない行動を取ることです。

「ノー」と断ると、短期的には損をするかもしれません。

しかし長い目で見れば、こだわりはあなたを力強く成長させます。

実はあなたの頭には、「ノー」と言うタイミングを教えてくれるレーダーが最初から備わっています。

まずいのは、レーダーの警告を無視したときです。

たとえ頭の中で「この仕事を引き受けるな。絶対にまずいことになるぞ」と声が聞こえても、お金が欲しくてつい引き受けてしまいます。

しかし、それでは売り手市場にはなれません。

売り手市場の企業は、心の囁(ささや)きに耳を澄ませ、その声に従って行動します。

そして「他を当たられた方が、ご満足いただけると思います」と断ったあとは、あれこれ考えません。

彼らは、自分に合わない人に「ノー」と言うことが、最適なクライアントを受け入れる余地を生むと知っているのです。


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