メチル水銀は胎児の脳の発達に大変な悪影響を与えるが日本では規制なし

食物連鎖 水銀濃度
今や、私たちが日常的に食べている魚は、養殖魚が増えています。

その中には、かなり危険度の高いものもあります。

チリ産のサケがいい例ですが、飼育中にエサの中に抗生物質や抗菌剤、成長促進剤などが大量に投入されているのです。

こういった薬剤は、それ自体が危険なものですが、さらに危険なのは、それらの薬剤、化学物質が耐性菌を作り出してしまうことです。

万一、人間が耐性菌に侵された場合、緊急の場合にも抗生物質が効かなくなり、生命の危機にさらされることにもなりかねません。




ごく身近な一例としては、最近、子供たちの中耳炎が非常に治りづらくなっていることが報告されています。

考えたくもないことですが、それはもしかしたら、その耐性菌のせいではなかろうかと一部の医療関係者は疑っています。

まさか中耳炎くらいでは生死を分かつまでのことには至らないでしょうが、この事態がこのまま進んでしまったら、どうなるのか予測もできない恐ろしいことになりかねません。

耐性菌を作り出す可能性がある薬剤が使われているのは養殖魚だけではありません。

食肉生産現場でも同じように、あるいはそれ以上に使われています。

それらを合わせますと、私たちは一体どれくらいの薬剤を摂らされているのか誰にも分かりません。

どの食材にそれらの薬剤が含まれているのか、個人差はどの程度あるのか、安全圏はどこなのか、誰も知らないのです。

薬剤とともに、今、医療関係者の間で心配されているのが重金属の問題です。

それも日本のメディアでは取り上げられることが多くありません。

マグロやカジキマグロに代表される遠洋で獲れる魚は、重金属によって汚染されているのです。

福島原発事故による放射能汚染も気になりますが、それだけではなく「メチル水銀」による汚染が甚(はなは)だしいのです。

メチル水銀は、日本では水俣病の原因物質として知られている化合物で、生物濃縮を受けやすい特徴があります。

つまり、捕食ピラミッドの上の方に位置するマグロなどの大型の魚は、小さな魚に比べてメチル水銀が溜まりやすいのです。

アメリカでは、胎児への影響を考え、妊婦などに対して摂取規制がされているにもかかわらず、それより遥かに多い摂取量である日本では規制がありません。

メチル水銀は胎児の脳の発達に大変な悪影響を与えるということが分かっています。

しかし厚生労働省も、農林水産省も規制はしません。

マーガリンやショートニングなどに含まれるトランス脂肪酸と同じようなことが、ここにもあります。

いずれにしても、マグロやカジキマグロなど遠洋で獲れる魚に関しては、国が摂取規制値を定めないのなら自主規制するしか方法がありません。

男性ももちろんですが、特に若い女性、それも妊娠している方、または、近い将来妊娠する可能性がある方は、絶対に食べないようにしたほうがいいです。

外食産業は、これまで健康への影響に関する情報に無頓着で、だからこそ食材とも呼べないような加工を施された材料や危険な食材をふんだんに使い、むしろそれを売り物にしてきました。

しかし、消費者が自分たちの食べているものの危険性に気付くときは近い将来、必ず来ます。

その危険性に気づき、そんな食品にNOを言う人々が増えれば、今のままの外食産業は成立しなくなります。

私たちとその子孫の未来を変えるために大切なのは、NOと言う、意思表示をするということなのです。


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