自然体が最強のポジション

人前で話すという行為は、誰しも最初は自信がないものです。
根拠のある自信は必要ありません。
必要なのは、自分自身であるという自信。
そのためには、自分が「何が得意なプロなのか?」をはっきりさせることが出発点です。
話し手側にこの軸がないまま、受け売りのどこかで聞いたような話をしても、何も伝わりません。
世間的な地位や立場が上の人の前で話すときも、まったく同じ原則になります。
できる人ほど、自分とジャンルが違うプロの話は興味あるからです。




話し手としての最強のポジションとは、聴き手との「フラット」な関係性です。
大事なことは、参加者に媚びない、必要以上に謙虚にならないこと。
特に日本人に多いのが、必要以上に謙虚に挨拶をする出だし。
「せんえつながら・・・」
「高い所からで恐縮ですが・・・」
「つまらない話ですが・・・」
丁寧すぎるのはかえって失礼になり、お互いに時間の無駄です。

もちろん、友達言葉でフランクに話すのがいいという意味ではありません。
あくまで敬語を基本に話します。
タメ口の「フランク」ではなく、自然体という意味の「フラット」は、親しき仲にも礼儀ありのポジションです。
自分が何のプロとして、何を伝えたいのかを決め、自分の「軸」を持っていれば、上でも下でもないフラットなポジションをとることができます。

あなたが自然体で伝えられる価値は、どのようなものでしょうか?
苦労の末、うまくいったこと。
夢中になって取り組んだこと。
なぜかずっと得意だったこと。
悩みを解決したこと。
ピンチを克服したこと。

他人の受け売りを羅列した二次情報ではなく、自分が実際に体験した一次情報の中に、人の役に立つ価値の原石が埋もれています。
あなたがごく普通のことと思っていても、そのノウハウを必要としている人が世の中にたくさんいる可能性があります。
自分が伝えられる価値の原石を磨き、ノウハウとして体系化するためには、机の上で考えているだけではなく、人に話すことが、想像以上に役に立ちます。

すごいアイデアがひらめくときというのは、人と会話していたときが多いことを知っているでしょうか?
会話というアウトプットは、上質なインプットを引き寄せるのです。


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