伝わる話は3のリズムになっていることが多い

今から600年前に世阿弥の秘伝書に書かれた「序破急」は、

「はじめのつかみ」
「場面転換してメインの話」
「クライマックス」

の3幕構成になっています。

「起承転結」のような4幕構成は、現実の場面ではほとんど使われません。
伝わる話し方で気を付けることは、コンテンツを多くしないこと。
人が自然に理解できるのは、3つの項目です。
2つでは物足りなく、4つでは少し多い。
実は、伝わる話というのは、本人が意識していなくとも、結果的に3のリズムになっていることが多いのです。




話す内容を決めるときのコツは、まずラストシーンをどのような終わり方にするかを決めること。
ラストシーンが素晴らしいほど、素晴らしいプレゼンになります。
テーマに最も適切なラストシーンを先に決め、全てがそこへと流れていくように構成された話は、途中も、終了後も、印象に残ります。
ラストシーンが感動であふれたものであれば、スピーチ全体が感動的な余韻となり記憶に残ります。

ラストシーンを先に決めることは、最も伝えたいメッセージを先に決めることでもあります。
相手に体験してもらいたいハッピーエンドを起点に、ファーストシーン(=話しはじめの話題)とメインシーンを決めていきます。

ビジネスプレゼン(社内外共)に応用する場合は、ストーリー展開に「?」「!」「~」の3のリズムを創ります。

「おや?」(問題点と原因の提示)
「まあ!」(解決策とハッピーエンドの未来の提示)
「へえ~」(なるほど~と思える証拠提示)

3幕の骨格が決まったら、それぞれを「思いがけなさ」の魔法を使って振れ幅を増幅し、ドラマティックに演出します。
「?」「!」「~」の振れ幅が大きいほど、生み出される感動が大きくなります。

「思いがけない問題点と原因の提示」
「思いがけない解決策と未来の提示」
「思いがけないけれど納得の証拠提示」


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