レーシック手術を考えている人へのアドバイス

レーシック手術
レーシック手術とは、目の屈折矯正手術のことです。

レーザーで角膜を削ることにより、目に入る光の焦点距離を変え、近視や乱視なども矯正します。




日本では2006年に厚生労働省から認可され、今では眼鏡やコンタクトレンズと並ぶ近視矯正法として定着しています。

レーシック手術は、裸眼で快適に見える生活を送りたい人に勧められます。

日常生活に支障が出てくる、視力0.5以下くらいが適用の目安です。

ただし、誰でも受けられるものではなく、角膜そのものが薄かったり、円錐角膜など目に病気を持っていたりする人などは受けられない場合もあります。

手術を受けるかどうか悩む前に、近視の度数や角膜の状態がレーシック手術に適しているかどうかを、眼科で検査しておきましょう。

実際に手術を受ける医療機関選びは、医師と意思疎通がしやすいかどうかを見極めることが重要です。

レーシック手術は、年齢やライフスタイル、目の状態や手術の目的などから目標視力の設定が変わるので、医師と十分に話し合う必要があるからです。

たとえば、20~30代で趣味のスポーツを充実させたいなら目標視力を1.0に設定したり、30~40代で老眼を控えていれば軽い近視の0.8に仕上げたりもします。

40~50代で老眼なら「モノビジョンレーシック」と言って、片方の目で遠くを、もう片方の目で近くを見える状態にする提案もあるでしょう。

手術は、角膜の外側にレーザーで切れ目を入れて、「フラップ」というフタを作ります。

フラップをめくり、角膜にレーザーを照射して削るのですが、通常約0.5mm厚の角膜を削るのは0.1mm程度です。

次に洗浄してフラップを戻すという流れで、手術自体は両目約15分で終わり、その日に帰れます。

翌日から、時代の経過とともに鮮明に見えるようになり、9割以上の人が、1.0以上など目標視力に回復します。

手術の後遺症として、夜間にまぶしく感じたり、ドライアイになったりすることがありますが、2~3ヵ月で改善するので心配いりません。

最近、レーシック手術後の目の痛みなどの不具合について、消費者庁から注意喚起がありましたが、問題とされているのは、医師からの十分な説明と検討がなかったケースが目立ちます。

手術に際しては、「失敗して失明しないか」という不安の声が一番多いようです。

しかし、コンピュータープログラムによりレーザーが精密に制御され、顕微鏡レベルの微細な角膜組織を正確に削るため、失明することはほぼありません。

術後は翌日に検診を行い、3ヵ月後や半年後などに定期検診が設定されます。

その後も、半年か1年間隔で受けることが望ましいです。

将来、白内障や緑内障など目の病気にかかった時、レーシック手術の治療データが必要になることがあり、定期検診を受けていれば、カルテがずっと保存されるからです。


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