公正世界仮説・・・意思決定を乱すバイアス(偏向)

公正世界仮説

もし何か「ゴールデンルール」を挙げるとすれば、おそらく「己の欲する所を人に施せ」(聖書マタイ伝)などが代表的なものでしょう。

分かりやすく表現すれば、自らが望むように人にも接するべきという意味です。

その背景には、世の中はバランスがとれているので、良い行いをすれば良いことが、悪い行いをすれば悪いことが起こるという考えがあります。

公正世界仮説と呼ばれ、信賞必罰(しんしょうひつばつ)の原則が通じます。

ですが、現実にはそうなるわけではないことを誰もが知っています。




授業をさぼって怠惰な生活をしていた学生が、親の人脈のおかげで大企業に就職できることもあります。

その一方で、貧しい家庭に生まれ苦学してトップクラスの成績だった学生が定職に就けないこともあります。

世の中が無慈悲に思えることもありますが、理想として映画の世界を空想し、「公正世界」を信じています。

消費者が時間をかけて商品情報を調べるのも、まったく調査しない人たちよりも良い買い物ができると信じるからです。

ですが、結果的に双方が同じ商品に行き着くこともあります。


カテゴリー: ビジネス関連 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。