幸福に関するQ&A

HAPPY – しあわせを探すあなたへ
臨床心理学の観点から幸福に関する3つの疑問に答えてみました。




ずっと不幸だった人には、どんな転機が必要なのでしょうか?

うつ病の罹患(りかん)率を見ると多くの人が一度は軽い うつ病にかかったことがあります。

配偶者と争ったり親が亡くなったりと人生には辛いことがたくさんあり、そんな逆境に誰もが一時的に絶望します。

しかし、ずっとその状態に留まっているわけではありません。

多くの場合、いつかは自分自身を救い出し、どん底から抜け出すために誰かが手を差し伸べてくれます。

社会的な支援を受けたり体を動かしたり、なかには抗うつ薬を飲んだり瞑想などを活用する人もいるでしょう。

そんな人を助ける方法はたくさんあるのです。

不幸から幸福になっていく変化は段階的なものなのでしょうか?それとも突然なれるものなのでしょうか?

よく「幸せは気持ち次第」だと言う人がいますね。

彼らはそれがスイッチのオン、オフのように簡単なものだと思っているようです。

心が変化するには新しい考え方、感じ方に馴染んで順応しなければならないため当然時間がかかります。

ある程度の時間が経って自分に起きたことを客観的に見られるようになってから、新たな見方で物事を理解し、前向きな経験を引き出せるようになるのです。

結論を急がないこと。

幸福の研究が政策レベルでどのくらい真剣に受け止められているのでしょうか?

ブータンの国民総幸福量はブータンの前国王が平均余命や国民総生産などの経済指標に加えて国民がどれだけ自分の生活に満足し、楽しんでいるかも計るべきだと言ったことから始まりました。

残念なことにブータンでもリーダーが変わり経済優先の政策になっているため、おそらく国民の幸福量は徐々に減っていくことでしょう。

いいニュースもあります。

幸福度の測定が世界各国の政策レベルで重要視されるようになってきたことです。

多くの政府が国民の幸福を調査する部署を設置しています。

国民にどれだけ収入と借入があるか、経済の状況について調べるだけでなく、通勤通学をどう思っているか、仕事は好きか、学校や警察の質についてはどうなのか知ることも重要だとしています。

たとえば国連は近年、幸福政策に関する講演を行い文書も出しています。

また自治体のレベルでも先見の明のあるリーダーが市民の幸せを念頭に置いた政策を打ち出す都市が増えてきているのです。


カテゴリー: ライフスタイル パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。