「日本国債は暴落しない」という主張と注意点

日本国債
国債暴落については専門家でも意見が異なります。

「暴落しない」と主張している専門家が、暴落しない理由に挙げている内容を検証してみると、注意しなければならないことも出てきました。




経常収支が長年黒字。国債の大半が国内消化

【主張】

日本は経常収支が黒字、つまり過剰貯蓄があるので大丈夫。

日本国債の9割が日本人に保有されており、国が国民から借金しているだけ、言い換えれば家庭内でお金の貸し借りをしているだけなので大丈夫。

【注意点】

早ければ2020年ごろには経常収支は赤字化します。

そうなると、外国人に赤字の穴埋めを頼ることになって、国内消化の前提が崩れ、財政破綻のリスクが高まります。

世界一の対外純資産

【主張】

2012年末の対外純資産は過去最大の296兆円、22年連続で世界一の債権国。

いざというときは、この資産を売却すれば大丈夫。

【注意点】

すぐに売却できるかは不透明。

多くを占める民間の対外資産については売却が難しい。

日本国債は円建て発行

【主張】

政府は円の通貨発行権を持っているので、自国通貨建て国債のデフォルトはあり得ない。

【注意点】

円を増発し続ければデフォルトはないかもしれませんが、悪性のインフレを招くリスクが高まります。


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