1974年に利回りが13.9%まで急騰したアメリカ国債の暴落

日本国債
現時点での経済覇権国はアメリカです。

アメリカは第二次世界大戦中に各国の資産の逃避先となり、長期金利は1941年に1.85%に下がりました。




戦後は名実とともにイギリスに代わって経済覇権を握りました。

戦後のブレトン・ウッズ体制の下で、国際資本移動は厳しく規制され、各国の国債は国内で消化されることになります。

ところがアメリカの財政赤字と経常収支赤字が拡大しました。

アメリカの繁栄にかげりが見え始めます。

そして、1971年のいわゆるニクソンショックでドルと金の交換を停止し、ブレトン・ウッズ体制は終わります。

その後、アメリカの長期金利は1981年に一時13.9%まで急騰します。

イギリスの長期金利も1974年に年14.2%まで急騰しました。

かつての覇権国イギリスの後を追って当時の覇権国アメリカの国債が暴落したのです。

超低金利から金利急騰への転回は「いつ」起きるかは分かりません。

しかし歴史を振り返ると、経済覇権国が衰退するときに起こっています。


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