日本の食を支える海外の穀倉地帯の農業は先行き不透明

飼料穀物の主要輸入国
私たち日本人が日々食べている食品の多くは次のように糖質そのものです。

  • 米(ご飯、米粉パン、お菓子など)
  • 小麦(パン、うどん、パスタ、お菓子など)
  • トウモロコシ(食用油、お菓子、果糖ブドウ糖液糖など)
  • イモ類(イモ料理、お菓子、果糖ブドウ糖液糖など)
  • サトウキビ・甜菜(砂糖)

さらに、牛肉も豚肉も鶏肉も、飼料はトウモロコシ(=穀物)であり、どの家畜も穀物をエサに飼育され、その肉や牛乳が、私たちの口に入っています。

まさに人類を食を支えているのは穀物であり、糖質なのです。




ちなみに、このなかの「果糖ブドウ糖液糖」とは、イモやトウモロコシのデンプンを酵素反応などでブドウ糖に加水分解し、一部を果糖に異性化したもので、砂糖をしのぐ甘さと値段の安さで、多くの飲料や食品に使われているものです。

このように考えてみますと、穀物(米、麦、トウモロコシ)と無関係の食品は、大豆食品、魚介類、野菜、果物などしかなく、まさに穀物が日々の生活を支えていることが分かります。

さて、その穀物はどこで作っているかと言えば、米だけが日本国産で、小麦もトウモロコシもほとんど全てが、海外の耕作地で作られたものを輸入しています。

2011年の数字を見ますと、アメリカから320億トン、カナダから130億トン、オーストラリアから100億トンとなっていて、北米とオーストラリアがほとんどであることが分かります(農林水産省生産局資料によります)。

つまり、アメリカやオーストラリアで獲れた小麦で作られたパンやうどんやお菓子を食べ、アメリカで獲れたトウモロコシをエサに育てられた牛や豚や鶏を食べているわけです。

また、アメリカの穀物生産の中心地はアメリカ中西部であり、オーストラリアは南東部が中心です。

これらの地域を、私たちは「世界の穀倉地帯」と呼んでいますが、それはまさに「穀倉地帯=穀物を作っている地域」なのです。

つまり、これらの地域での農業が将来も安泰であれば、私たちの食も安泰と言えます。

ところが、この「日本の食を支える穀倉地帯の農業」が、実は先行き不透明なのです。

持続可能型農業だとばかり思っていたら、実は持続不可能なシステム、すなわち環境破壊型農業、持続不可能な農業だったのです。

理由は次の3つです。

  • 窒素肥料による「緑の革命」の弊害
  • 塩害
  • 地下水の枯渇

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