平成25年 国民生活基礎調査 世帯員の健康状況


国民生活基礎調査は、保健、医療、福祉、年金、所得などの国民生活の基礎的事項を調査し、厚生労働行政の企画、運営に必要な基礎資料を得ることを目的に、昭和 61 年を初年として3年ごとに大規模な調査を、その間の各年は調査事項と対象世帯の少ない簡易な調査を実施しています。

自覚症状の状況

病気やけが等で自覚症状のある者(有訴者)は人口千人当たり 312.4(この割合を「有訴者率」という。)となっています。

有訴者率(人口千対)を性別にみますと、男は276.8、女は345.3 で女が高くなっています。

年齢階級別にみますと、「10~19 歳」の 176.4 が最も低く、年齢階級が高くなるにしたがって上昇し、「80 歳以上」では 537.5 となっています。(表 13)

平成25年 国民生活基礎調査

症状別にみますと、男では「腰痛」での有訴者率が最も高く、次いで「肩こり」、「鼻がつまる・鼻汁が出る」、女では「肩こり」が最も高く、次いで「腰痛」、「手足の関節が痛む」となっています(図 24)。

図 24 性別にみた有訴者率の上位5症状(複数回答)
平成25年 国民生活基礎調査

平成25年 国民生活基礎調査




通院者の状況

傷病で通院している者(通院者)は人口千人当たり 378.3(この割合を「通院者率」という。)となっています。

通院者率(人口千対)を性別にみますと、男 358.8、女 396.3 で女が高くなっています。

年齢階級別にみますと、「10~19 歳」の 133.0 が最も低く、年齢階級が高くなるにしたがって上昇し、「80 歳以上」で 734.1 となっています。(表 14)

平成25年 国民生活基礎調査

傷病別にみますと、男では「高血圧症」での通院者率が最も高く、次いで「糖尿病」、「歯の病気」、女では「高血圧症」が最も高く、次いで「腰痛症」、「眼の病気」となっています(図 25)。

図 25 性別にみた通院者率の上位5傷病(複数回答)
平成25年 国民生活基礎調査

平成25年 国民生活基礎調査

健康意識

6歳以上の者(入院者は除く。)について、健康意識の構成割合をみますと、自分の健康を「よいと思っている」(「よい」と「まあよい」をあわせた者)は 38.5%となっており、「ふつう」46.9%、「あまりよくない」11.5%、「よくない」1.9%となっています。

自分の健康を「よいと思っている」を性別にみますと、男 40.3%、女 36.9%となっています。
(表 15、図 26)

平成25年 国民生活基礎調査

図 26 性・年齢階級別にみた健康意識の構成割合(6歳以上)
平成25年 国民生活基礎調査

平成25年 国民生活基礎調査

悩みやストレスの状況

12 歳以上の者(入院者は除く。)について、日常生活での悩みやストレスの有無をみますと「ある」が 48.1%、「ない」が 50.6%となっています(図 27)。

図 27 悩みやストレスの有無別構成割合(12歳以上)
平成25年 国民生活基礎調査

悩みやストレスがある者を性別にみますと、男 43.5%、女 52.2%で女が高くなっており、年齢階級別にみますと、男女ともに「40~49 歳」が最も高くなっています(図 28)。

図 28 性・年齢階級別にみた悩みやストレスがある者の割合(12 歳以上)
平成25年 国民生活基礎調査

こころの状態

12 歳以上の者(入院者は除く。)について、過去1か月間のこころの状態を点数階級別(6 つの質問について、5 段階(0~4 点)で点数化して合計したもの)にみますと、「0~4点」が 67.3%と最も多くなっており、年齢階級別に点数階級をみても全ての年齢階級で「0~4 点」が最も多くなっています(図 29、図 30)。

図 29 こころの状態(点数階級)別 構成割合(12 歳以上)
平成25年 国民生活基礎調査

図 30 年齢階級別にみたこころの状態(点数階級)の構成割合(12 歳以上)
平成25年 国民生活基礎調査

睡眠と休養充足度の状況

12 歳以上の者(入院者は除く。)について、過去1か月間の 1 日の平均睡眠時間をみますと、「6~7時間未満」が 32.8%と最も多くなっています(表 16)。

平成25年 国民生活基礎調査

睡眠による休養充足度をみますと、「まあまあとれている」が最も多く 57.6%となっています(図 31)。

図 31 睡眠による休養充足度別 構成割合(12 歳以上)
平成25年 国民生活基礎調査

睡眠による休養充足度を平均睡眠時間別にみますと、睡眠時間が長くなるに従って「充分とれている」が多くなっています(図 32)。

図 32 平均睡眠時間別にみた休養充足度の割合(12 歳以上)
平成25年 国民生活基礎調査

飲酒の状況

20 歳以上の者(入院者は除く。)について、週の飲酒の状況を性別にみますと、男は「毎
日」が 27.6%、女は「飲まない(飲めない)」が 46.9%と最も多くなっています(図 33)。

図 33 性別にみた飲酒の頻度別構成割合(20 歳以上)
平成25年 国民生活基礎調査

性・年齢階級別にみますと、男は 30 代から 70 代まで「飲酒している(「毎日」から「月1~3日」)」の割合が多く、「20~29 歳」、「80 歳以上」は「飲酒していない(「ほとんど飲まない」から「飲まない(飲めない)」)」の割合が多くなっています。

女は全ての年齢階級で「飲酒していない」の割合が多くなっています。

「飲酒している」を飲酒の頻度別にみますと、男は「20~29 歳」以外、女は 20 代から 30代以外の年齢階級で「毎日」が最も多くなっています。(表 17)

平成25年 国民生活基礎調査

喫煙の状況

20 歳以上の者(入院者は除く。)について、喫煙の状況を性別にみますと、男女とも「吸わない」が最も多く、男で 57.1%、女で 85.6%となっています(図 34)。

図 34 性別にみた喫煙の状況の構成割合(20 歳以上)
平成25年 国民生活基礎調査

喫煙している者(毎日吸っている+時々吸う日がある)を性・年齢階級別に平成 13 年と比較しますと、女の 50 代から 60 代以外の年齢階級で低下しており、男女とも「20~29 歳」が最も低下しています(図 35)。

図 35 性・年齢階級別にみた喫煙している者の年次比較(20 歳以上)
平成25年 国民生活基礎調査

平成25年 国民生活基礎調査

健診(健康診断や健康診査)や人間ドックの受診状況

20 歳以上の者(入院者は除く。)について、過去1年間の健診(健康診断や健康診査)や人間ドックの受診状況を性別にみますと、男 67.2%、女 57.9%で男が高くなっており、年齢階級別にみますと、男女ともに「50~59 歳」が最も高く、男で76.2%、女で 66.2%となっています(図 36)。

図 36 性・年齢階級別にみた健診や人間ドックを受けた者の割合(20 歳以上)
平成25年 国民生活基礎調査

健診や人間ドックを受けなかった者について、受けなかった理由をみますと、「心配な時はいつでも医療機関を受診できるから」が 32.5%と最も多く、次いで「時間がとれなかったから」、「めんどうだから」となっています。

年齢階級別にみますと、「20~29 歳」では「めんどうだから」、30 代から 50 代は「時間がとれなかったから」、60 代以上は「心配な時はいつでも医療機関を受診できるから」が最も多くなっています。(表 18)

平成25年 国民生活基礎調査

がん検診の受診状況

40 歳から 69 歳の者(子宮がん(子宮頸がん)検診は 20 歳から 69 歳。入院者は除く。)について、過去1年間にがん検診を受診した者をみますと、男女とも「肺がん検診」が最も多く、男で 47.5%、女で 37.4%となっています。

過去2年間に子宮がん(子宮頸がん)、乳がん検診を受診した者をみますと、子宮がん(子宮頸がん)検診は 42.1%、乳がん検診は 43.4%となっています。(図 37)

図 37 性別にみたがん検診を受診した 40 歳から 69 歳
(子宮がん(子宮頸がん)検診は 20 歳から 69 歳)の者の割合
(過去1年間)
平成25年 国民生活基礎調査

平成25年 国民生活基礎調査

【平成25年 国民生活基礎調査 別項目もご覧ください】

世帯数と世帯人員数の状況

所得の状況

介護の状態


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