乳がんで闘病中だったフリーアナウンサー、小林麻央(こばやし・まお、本名・堀越麻央=ほりこし・まお)さんが6月22日、34歳でお亡くなりになりました。

麻央さんは2014年10月に夫で歌舞伎俳優、市川海老蔵さん(39歳)と受診した人間ドックで乳がんが発覚。2016年6月に海老蔵さんが「つらい、とひたすら吐露する日もある中で未来を見据えて、頑張って生きる、必ず治るように努力する、という心の強さがある。日々、学ばされています」と進行性の乳がんであることを公表していました。

2017年5月に東京都内で麻央さんの近況について語った海老蔵さんは、目を赤くしながら自ら作った特製スープを入院先に届けるなど、歌舞伎役者として多忙な日々を送る中、懸命な看病を続けてきました。

「絶対に治らないレベルの病気だった。早かったら(昨年の)3、4、5月で多分、ダメだった。夏は絶対無理だと思った。この時点(昨年10月)ですごいことが起こっている」

2016年10月に取材を受け、2017年1月9日に放送された日本テレビ系特番「市川海老蔵に、ござりまする。」で海老蔵は、麻央さんの生命力に脱帽していました。

2016年6月、麻央さんの病状が一部で報じられると、海老蔵さんは都内で緊急会見を開きました。報道陣200人の前にスーツ姿で登場し「進行性がん…単刀直入に言うと乳がんです。1年8カ月ほど前にわかりました」と妻を襲った病を公表しました。公にした理由をブログで「出来る限り子供達の生活を日常化する為」と説明しました。

がん発見のきっかけは2014年10月、夫婦で受診した人間ドックでした。当時、公演中だった海老蔵さんは東京・日本橋のホテルで麻央さんから病気を告げられ、「途方に暮れた。時が過ぎるのも忘れるような経験をした」と絶望。「麻央はしっかりしていたが、私よりもショックは大きかったと思う」と明かしました。

「私自身も(病状を)公にするのかしないのか、麻央と一緒に悩みました」と涙でぬれた目をこする場面もありました。

長女の麗禾(れいか)ちゃん(5歳)、長男の勸玄(かんげん)くん(4歳)の母としての麻央さんの気持ちを思いやり、「(入院中は)小さい子供のそばにいられない…。誰よりも本人がつらいと思う」と代弁しました。

「いつか、大変だったけど、家族にとってはいい経験になった時間だったねと会話ができることを夢見て」

2016年7月には家族との時間を大切にしたいとの気持ちから、長期休暇を取得。11月に福岡、12月には京都でそれぞれ約1カ月、歌舞伎の公演に出演した際は麻央さんと連絡を取り合いました。

大みそかには麻央さんとそば屋へデートへ出掛け、「久しぶりの外食、それも蕎麦屋、私もなんか涙出て、2人でありがとうと、涙」と綴りました。続けて「そして久しぶりに酒、のむ」と夫婦2人の時間を楽しみました。あの幸せな瞬間はもう、戻ってきません。

悲しみの声が次々に・・・ご冥福をお祈りします。