基礎的財政収支、消費税10%でも今のままでは平成32年度に黒字化達成は無理

経済財政諮問会議
内閣府は、今後10年間経済成長が順調に続き、消費税率を予定どおり10%に引き上げたとしても、財政健全化の指標となる「基礎的財政収支」を平成32年度に黒字化する目標は今のままでは達成できないとする、試算をまとめました。




政府は、社会保障や公共事業などの政策に充てる経費を税収などで賄えるかを示す「基礎的財政収支」を財政健全化の指標としていて、平成27年度に国と地方を合わせた収支の赤字を半減し、平成32年度に黒字化する目標を掲げています。

基礎的財政収支

これについて内閣府は、今後10年間経済成長が順調に続き、来年10月に予定どおり消費税率を10%に引き上げることを前提とした、新たな試算を、1月20日の経済財政諮問会議で示しました。

試算では、平成27年度に赤字を半分に減らす目標は達成できるとする一方、平成32年度の国と地方を合わせた収支は11兆9000億円程度の赤字となり、今のままでは黒字化の目標は達成できないとしています。

これについて、甘利経済再生担当大臣は記者会見で、財政健全化目標の達成には、税収を増やすことや歳出を削減することなど、収支改善に向けた一段の努力が必要だという考えを強調しました。


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