短期間で金利が急騰した過去のショック局面

金利急騰
日本国債が暴落するといわれて久しいですが、短期間で金利が急騰(国債価格は急落)した局面は、それほど多くありません。




たとえば1987年、タテホ化学工業が国債を用いた財テクで失敗し、「タテホショック」と呼ばれる債券相場の急落(金利の急騰)を引き起こしました。

1998年末からの長期金利の上昇は「資金運用部ショック」と称されます。

それまで国債を大量に引き受けていた大蔵省の資金運用部が、国債の買い入れ停止を表明。

すると国債の安定消化を心配した投資家が売りに走り、金利が跳ね上がりました。

2003年には「VARショック」が話題を呼びました。

10年国債利回りが0.43%と異常な水準まで低下、その反動で金利が急激に上昇しました。

これは金融機関のリスク管理手法「バリュー・アット・リスク(VAR)」によって銀行が連鎖的に売りを出した為に起こったとされます。

最近では、異次元緩和を打ち出した4月の「黒田ショック」が記憶に新しい金利急騰局面です。

いずれも国債の暴落にはつながらなかったのですが、次のショックが短期間で収束する保証はどこにもありません。


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