人生を変えるには精神論だけではなく構造的変革が大切

「決断したら出来ました!」という人たちに、たくさん会いました。初め、その意味が分かりませんでした。「決断」という重いフレーズに、只々負けそうになっていました。

「決断とは決めて断つことだ」と聞いても、ピンと来ませんでした。「出来ないなんて許されない」と窒息しそうな考え方からも逃げ出したいと思っていました。

しかし、心を決め、スッと、その心の状態に入れたときに目の前の風景が変わりました。「どうすれば目標達成できるのか」のヒントに溢れ、失敗からも学びのメッセージがやってきて、全てのアドバイスが心に響き、ひとつひとつが意味を成す、そんな色濃い現実があったのかと驚きました。




あるときは達成し、あるときは達成できませんでした。達成したときは達成感に酔いしれて、快楽を超える快感を味わいました。達成できなかったときは身体中の血管が破れるほど悔しくて、腸(はらわた)が煮えくり返りました。しかし、達成のあとは祭りのあとのように静まり返り、体が鉛のように重くなってしまいました。

次を目指す気になっていない自分に気づき、これはダメだと目が覚めました。達成感は禁物です。達成感のない達成をすべきだと気づきます。達成したものを完成させることに興味を移行し、すぐさま次の目標に頭を切り替えます。達成は完成へのただのプロセスだと知りました。「あのときの達成を、今の当たり前にする」ってことを学びました。

また、達成できないとき「あれがダメだったんだ。これがダメだったんだ」と自分を責めたり「畜生!畜生!」を続けていると、大変疲れることも体験しました。

川を登りきった鮭のごとく、ボロボロになっている自分に幻滅しました。物事は「事実」と「それに与えた意味づけ」で成立しています。受けとめ方を変えることができるのは「それに与えた意味づけ」で「事実」は捻(ね)じ曲げたり、なかったことにすることは出来ません。

この「事実を受け入れる」が出来ない間は本当に苦しい思いをしました。「なんでそうなんだ」「どうして上手くいかないんだ」と七転八倒していました。あるとき、コツをつかみ「はい!起きていることはそうなんですね」とサクッと受け入れ「与えている意味づけ」を変え、未来にすぐさま向かう自分を演出できるようになったら、楽に進むことが出来るようになります。

また「決断=努力」という考え方から「決断=引き寄せ」という考え方に変わりだしました。「頑張らないと!頑張らないと!」と思っていると「頑張らな
いといけないシーン」を引き寄せてしまいます。「やばい!」と思うと「やばいシーン」を引き寄せます。「大変だ!」となると「大変なシーン」を。「起きてほしいシーン」を心を描き、それを引き寄せます。それが決断のミラクルです。

「決断=集中」と考えることもできます。チャレンジ時に集中する心は「狂気の中の静寂」と呼ぶこともできます。刻一刻と変化する現状の中、心の中がスッと透き通って、クリアな状態になります。静かな心は達成への糸口を見つけ、引き寄せます。なので、心の中をクリアな状態にする努力、心のメンテナンスやトリートメントが必要だと知ります。

また、精神論だけではなく構造的変革が大切です。大前研一さんが人生を変える方法を語っています。それには3つ。

  1. 「住む場所を変える」
  2. 「付き合う人を変える」
  3. 「時間の使い方を変える」

いちばん愚かなのは「気持ちを新たにすることだ」と言っています。やる気は砂浜に作った城のようなものです。具体的に仕組みを変えること。

新しい人生は、仕組みを具体的に変えることによって手に入ります。住む場所が変われば、人生の流れが変わります。付き合う人を変えたら、未来は動き始めます。時間の使い方を変えれば、意図した方へ現実は走り出します。当たり前ですが、未来が変わるような時間を増やせば未来は変わります。


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