平成25年 厚生労働白書  結婚に関する意識 (1)

結婚
【横ばいで推移する婚姻件数】

少子化による若年者の減少、未婚率の上昇などを背景に我が国の婚姻件数は減少傾向にある。




直近の2012(平成24)年の婚姻数は年間約67万組で、最も多かった1972(昭和47)年の約110万組と比べると、約43万組少ない6割程度となっている。

経年変化を見てみると、ある程度、人口の波の影響を受けていることがわかる。

すなわち、団塊世代が結婚適齢期に差し掛かった1970年代初めに100万人を突破しピークを迎えた後に減少傾向に転じている。

その後、団塊世代の子供(団塊ジュニア)が結婚適齢期となった1990年代から2000年代初頭にかけて再び僅かながら増加している。

1980(昭和55)年や2000(平成12)年と比較してみると、1980年の婚姻件数は約77万組、2000年は約80万組となっており、ほぼ横ばいで推移している。

【晩婚化の進展】

大学進学率の上昇、独身者の意識変化などを背景に、結婚する年齢が高くなる晩婚化が進行している。

日本人の平均初婚年齢は、2012(平成24)年で、夫が30.8 歳、妻が29.2歳となっており、1980(昭和55)年(夫が27.8歳、妻が25.2歳)からの約30年間に、夫は3.0歳、妻は4.0歳、平均初婚年齢が上昇している。

また、1950(昭和25)年と比較すると、夫は4.9歳、妻は6.2歳、平均初婚年齢が上昇している。

さらに、出生したときの母親の平均年齢をみると、2012年では第1子が30.3歳、第2子が32.1歳、第3子が33.3歳であり、32年前の1980年と比較すると、それぞれ3.9歳、3.4歳、2.7歳上昇している。

1950年との比較では、それぞれ5.9歳、5.4歳、3.9歳上昇している。

諸外国と比較して婚外子の割合が極めて低い我が国では、晩婚化に伴って晩産化も併せて進行している。

少子化の主な原因とされている晩婚化や晩産化は、半世紀以上にわたって進行している。

【未婚率の上昇】

女性の未婚率は15歳時点の100%から年齢が高まるほど減少していき、50歳で生涯未婚率レベルに収束する。

25歳時点で1980(昭和55)年と2010(平成22)年の女性の未婚率を比較すると、41.0%から74.6%へと33.6ポイント上昇している。

また、結婚の先送りは、カーブの右方向への移動となって現れるが、先送りされた結婚が全て50歳までに実現していないため、生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚したことのない人の割合)も男性19.3%、女性9.9%となっており、1980年と比べて男性で16.8ポイント、女性で5.3ポイント上昇している。

1980年と2010年の女性の未婚率の差が最も大きいのは25~30歳にかけてであり、30ポイント以上の差がある。

30年前には盛んに子どもを産んでいたこの年代で、3割以上の既婚者が減っていることがわかる。

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