プロセスが可視化されると欲しいと思う

可視化

参加費8万円のワークショップをフェイスブックで次のように呼びかけました。

「ワークショップでは活発な議論を行いますので、2会場とも定員を60人に絞ります。ただし、どちらも50人以上集まった場合にのみ開催します。」

すると2日と経たず、175人以上が「参加したいです。料金は問題ありません」とフェイスブックに書き込みました。

さらに、その多くが「友人も連れて行きたいのですが構いませんか?」と訊いてきました。

彼らには、翌日の朝9時からチケットの販売を始めること、また友人を連れてくるのは構わないが、チケットはやはり合計120枚しかないことを通知しました。

チケットは発売初日のうちに ほぼ完売し、代金も満額が支払われました。




この方法がこれほど効果的なのは、一連のプロセスが可視化されているからです。

ワークショップに関心のある人は、フェイスブックのスレッドを見れば、175名が書き込んでいるのが分かります。

しかもよく見ると、多くが仲間と一緒に参加したがっています。

つまり、募集枠よりも参加希望者の方が明らかに多かったのです。

そして、定員を合計120名に絞る正当な理由を伝えたおかげで、希望者は、発売されたらすぐに申し込もうという気持ちになりました。

逆に、希望者1人ひとりにチケットを売り込んでいたら、全く同じ見込み客が相手なのに、1ヶ月経っても完売しなかったかもしれません。

少なくとも10日で完売するのは無理だったでしょう。

大抵の人は、開催日が迫ってから申し込みたがるのですが「残席がわずかになったら連絡をください」と言ってきます。

盛り上がりは失われ、勢いは加速しなかったでしょう。

同じ成果を上げるまでに、チームは遥かに難儀したに違いありません。

群れが動くのは群れが動いたときです。

大きな流れに乗らせずして、集団の1人だけを動かすのは容易ではありません。


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