どれだけの人が関心を持っているかを示す可視化は諸刃の剣

展示会

売り手市場になるには、自分の側は1人、一方で商品を手に入れるために列を成す人は無数にいるということを、周囲に示さなくてはなりません。

あなたの玄関に列が(実際の列にせよ、比喩的な意味にせよ)できているのを目にした人は、そのわけを知り、自分も並びたいと思うようになります。

逆に、売り手がたくさんで、列に並ぶ人がゼロに見えるような状況は、避けなくてはなりません。

もちろん、「展示会に出店するな」と言っているわけではありません。

正しい戦略を練れば、展示会でうまくPRすることもできます。




たとえば、「5項目のアンケートにお答えいただいた方には、無料冊子と商品サンプルを差し上げます」と言います。

すると、アンケートに答えてサンプルをもらおうという人の列が途切れることはありません。

そしてその大行列が、さらに多くの人たちを惹きつけます。

ブランドロゴが入ったカラフルな袋にサンプル入れて渡すことで、会場中でたくさんの人たちがブランドをアピールしてまわっているような状況になります。

これが可視化をうまく活用する一例です。

売り手市場になるためには、申し込みが定員を上回るようにすれば良いのです。

定員12人に対し、興味のシグナルが13個返ってきたなら、わずかに売り手市場。

36人が興味を示したら、競争率3倍の立派な売り手市場です。

そして、その事実を誰もが確認できるようにすれば、キャンペーンを下支えする巨大な盛り上がりが作り出せます。

オンラインでのシグナリングなら、とりわけ簡単に可視化を行なえます。

数を示すのが簡単だからです。

フェイスブックページ上で関心を示してほしいと呼び掛けると「興味あります」や「いつから買えるのか教えてください」といったコメントが無数に寄せられます。

また、イベント開催の際は、ツイッターのハッシュタグ(#)を使って、参加者に「行くよ!」というシグナルを発してもらうようにします。

ハッシュタグをクリックすれば、イベントを楽しみにしている人が大勢いるのがひと目で分かります。

こうしたオンラインでの可視化は、売り手市場になるのに必要なエネルギーをさらに膨らませます。

デジタル化が進む現代社会では、仮想社会に精通することが現実世界でのオイシイ思いに繋がるのです。


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