一発逆転の法則

観客を惹きつけてやまないヒット映画のパターンがあります。それは、強敵に負けそうになる寸前に奇跡が起こって一発逆転する痛快劇です。

実は売上を上げるときにも、このパターンが使えます。

たとえば2人の男性が命をかけた冒険をしながら、様々な障害に立ち向かうCM。最も困難な場面で、ここぞと力を振り絞りながら、「ファイトー!」「イッパーッツ!」という叫び声をあげ、危機脱出!

この奇跡を起こすのが、CMが売ろうとしている商品「リポビタンD」です。40年近く、「挑戦・困難・逆転」という変わらないパターンを続けるのは、それが売上を上げるために最も効果的だからです。

一発逆転パターンを凝縮した一行の見出しがあります。アメリカの天才コピーライター、ジョン・ケープルズが、米国音楽学校の通信講座用に制作した、歴史に残る名コピーです。その言葉を紹介します。




私がピアノの前に座ると みんなが笑いました。でも弾き始めると・・・!」

たった一行でありながら、ありありと情景を思い浮かべられるでしょう。このコピーが書かれたのは1925年。なんと90年以上も前のことですが、今もって、この見出しから始まる広告で商品を説明すると、突然売れ始めます。たとえば、

「私がHELLOというと みんなに笑われました。でも、その後、息をつかずに英語を話し始めると・・・!」

「私が東大受験すると言ったら、みんなが笑いました。でも合格通知を見せると・・・!」

「私がワインメニューを持ったとき、みんなに笑われました。でも、ソムリエと会話し始めると・・・!」といった具合です。

【貧す人】は、商品そのものを描写しようとしますが、【稼ぐ人】は、商品が生み出すドラマを描写します。そして、そのドラマが多数の人の胸を打つのは、あなた自身が挑戦をやめないからです。

あなたも早速、自分の商品について、次の空欄を埋めてみましょう。

私が〇〇すると、みんなが笑いました。でも〇〇始めると・・・!」


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