ウンデッド・ヒーラーの法則

「Wounded Healer ウンデッド(傷ついた)・ヒーラー」という言葉があります。

傷つきながらも、他者を癒せる人という意味ですが、代表例を挙げれば、ロックスターの矢沢永吉。詐欺事件の被害者となり、30億円を越える借金を背負いましたが、ステージに立ち続けることで完済。ファンをはじめとして、多くの人々に影響を与え続けています。

「ウンデッド・ヒーラー」の力は、売上を上げる際、自然に役立つことになります。なぜなら、問題を抱えている顧客にとって、傷害を乗り越えたという経験自体が、大きな学びとなるからです。




たとえば、「帰国子女で、生まれはロンドン。英語の成績は学校でトップ。もちろん外国人の友達もたくさんいました」という英語講師と、「このままではクビにされてしまう・・・。なんとか会議で通用する英語を、3週間で学ばなければならなかった」、または「話しかけても完全無視。そこで、トム・クルーズを完璧にマネた発音を特訓し、ついに彼女をゲット!」という英語教師。

あなたが、英語で困っているとしたら、どちらの講師に共感するでしょうか?

このような障害を乗り越える経験を、あなたひとりではなく・・・チーム全体で積んだとき、顧客に対するインパクトは、更に大きくなります。開発苦労話は、商品のこだわりを効果的に伝えられるからです。たとえば、

「ようやく自慢できる商品を出荷したとき・・・・、最悪の事態が起こったのです」

「大型注文に、わたくしたちは有頂天。祝杯を挙げていた まさにそのとき!予想外の電話が鳴ったのです」

このように障害をひとつひとつ乗り越えていくたびに、顧客に伝えるべき内容が生み出されます。終わらない嵐はありません。ですから嵐のときを記録します。最悪の状態を写真や映像に収めておくのです。そうすることにより、後々大成功し、テレビ番組で取り上げられる際には、最高の素材を提供できることになります。

どん底のとき、【貧す人】は、周りに語る言い訳を見出しますが、【稼ぐ人】は、未来に語る物語を見出します。

失敗体験とは、事業成長にとって必要不可欠な資産(リソース)なのです。


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