「寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)」とは?その対策は?治療法は?

寒暖差アレルギー
昨年よりも7日早い11月11日、気象庁は東京で木枯らし1号が吹いたと発表しました。

ちょうど1ヶ月前の10月11日は最高気温が30度を超え「観測史上最も遅い真夏日」とニュースになっていました。

急に冷え込んだ昨日から私も体調はそれほど悪くないのに鼻水が止まりません。

もしやこれは、最近よく耳にする「寒暖差アレルギー」では?




そこで「寒暖差アレルギー」について調べてみました。

「寒暖差アレルギー」は呼び名で勘違いされるのですが、アレルギー反応の関与が証明できず、病気の原因がはっきりしないものの、鼻粘膜の自律神経の異常によって、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった、アレルギー性鼻炎と同じ症状を示す病気で医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれています。

血管運動性鼻炎の原因は不明ですが、外気の急激な温度変化(暖かい部屋から出て、外の冷たい空気に触れるなど)、たばこの煙や化粧品の吸入、飲酒、精神的ストレス、妊娠などが刺激となり、鼻の自律神経のはたらきが異常になっておこると考えられています。

周囲の温度に慣れてくると症状が治まったり、逆に夜布団に入って暖まってくると鼻づまりなどの症状がしばらく続いたり、暖かい居間からヒンヤリとした台所へ移るとくしゃみが出たり、暑い戸外から冷房の効いた室内に入ると「さわやか」に感ずるよりむしろ鼻がズルズルと不調になったりすることから「温度アレルギー」と説明したら理解しやすいでしょう。

ここで大事なポイントは「環境の変化」が原因として鼻粘膜の自律神経に作用しているので、原因が花粉やハウスダスト・猫の毛といった「アレルギー原因物質」ではないということです。

またしばらくすると治まる点も特徴的です。

「アレルギー性鼻炎」なら原因物質が浮遊している限り症状は続きます。

同様のことは「ぜんそく」がアレルギーのみが引き金ではなく、心因性ストレス、気候、低気圧などで発症するのをみれば理解できるでしょう。

私たちの身体は自分の意思で動く(歩く、投げるなど)部分と自律神経によって無意識に動いている(心臓や腸の動き、血圧、汗をかくなど)部分があります。

くしゃみ・鼻水・鼻づまりは後者の自律神経によって無意識に動いている部分です。

驚いてドキドキしたり、暑くて汗が出たり、旅行先で便秘したりして、自律神経は周囲の環境を強く受けます。

「アレルギー性鼻炎」はアレルギー抗原に遭遇すれば必ず発症しますが、「血管運動性鼻炎」は必ずしも発症せず、環境の改善や慣れで克服することが可能です。

疑わしい例ではアレルギー検査を受けられようお勧めします。

寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)の治療

アレルギー反応でおこっているものではないので、症状を抑える対症療法が主体になります。

抗ヒスタミン薬、副腎皮質ホルモン薬、自律神経薬などを使用します。

手術療法 薬物療法に効果を示さない場合、とくに鼻づまりに対して行ないます。

鼻の粘膜の一部を切りとる鼻粘膜切除術(びねんまくせつじょじゅつ)、鼻の粘膜の一部を固める電気凝固術(でんきぎょうこじゅつ)、レーザー手術、凍結手術(とうけつしゅじゅつ)があります。

レーザー手術は、鼻粘膜切除術に比べて出血や痛みが少なく、入院も必要としないので、近年、注目されるようになりました。

鼻水に対しては、副交感神経を切断するビディアン神経切断術が行なわれることがありますが、合併症があるので、積極的には行なわれていません。

もし鼻水が止まらないようなら、アレルギーが原因なのかどうか検査を受けてみましょう。

筋肉をつけると寒暖差アレルギーの症状の緩和につながるらしい

寒暖差アレルギーを解消するには、筋肉をつけるのが良いという意見があります。

これは、体の発熱機能を高めることで、寒暖差アレルギーの症状の緩和につながると言われています。

また、実際に、筋肉の少ない女性が男性よりも寒暖差アレルギーになりやすいと言われていますので、日頃から筋トレをしておくと良いでしょう。

筋肉が少ない人は、体内の新陳代謝が悪くて、体内を温める力が弱くなっています。

まずは基礎的な筋肉をつけることから始めてみましょう。


カテゴリー: トレンドニュース パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。