売り手市場のビジネスは、条件を提示する

チェックシート

条件提示は力強いシグナルになります。

「こちらと一緒に働きたいなら、一定の手順に従ってもらわなくてはなりません」ということが相手に伝わります。

これは、自信の要る行為です。

シグナル発信は、誰と仕事をしたいか、対応できるのは何人までか、相手にどんな条件を求めているかを公(おおやけ)にすることだからです。

それでも、ビジネスの世界を見渡してみれば、売り手市場のビジネスは条件を示していることが分かります。

いつも予約でいっぱいのレストランは、たいてい服装規定や、子供の同伴に関するルールを定めています。

時間に遅れたら予約を取り消すレストランもあります。

こうしたビジネスは、売り手市場になったから、そう振る舞えるようになったのでしょうか?

それとも、そう振る舞ったから売り手市場になれたのでしょうか?

私は、条件を指定する勇気を持たない限り、売り手市場には決してなれないと信じています。




シグナルを受け取った市場は、あなたが一定の基準を持っていることを知ります。

基準にそぐわない顧客は断わり、一緒に仕事をする人間を厳選しているのだと感じます。

考えてみてください。

「どんな依頼でも引き受けます」というコンサルタントと、「1時間の面談を行なってから引き受けるか検討します」と言うコンサルタント、あなたなら、どちらに相談したいと思いますか?

条件指定は、お高くとまることでも、金持ちだけを相手にすることでもありません。

泥んこになって楽しむ音楽フェスでも、美容師でも、グラフィック・デザイナーでも、条件は指定できます。

シグナリングとは、発売日、入手方法、関心を示すべき時期、受け入れられる、あるいは断わられる基準などを示すことです。

要するに、時間帯や行動基準、前提などを設定するのがシグナリングなのです。

あなたの仕事で条件を提示してみましょう

誰かに自分の商品を買ってもらう「必要」がまったくなくなった状況を想像してみましょう。

たとえば宝くじに当たって、仕事は趣味でやっているだけになったと仮定します。

その場合、どんな条件を指定すれば仕事が楽しくなるでしょうか?

考えて紙に書いてみましょう。


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