目標達成意欲や競争心が強く、強迫性障害に近く(自分の意に反して不合理な考えやイメージが浮かぶ)、何でも思い通りにしたいと思うタイプの人間は、間違いなく「自己関与の幻想」に陥りやすく、実際よりも自分には状況支配力があると思い込みます。
投資やギャンブルで自分の思い通りになると、本当に信じているのも、強い思い込みであり、想定外の状況も多いです。
商品イメージを思い通りにできるというマーケティング担当者の考え、自分の考えで買い物を楽しんでいるという消費者の認識は、幻想に過ぎません。
そういう面も確かにありますが、その力を過信しすぎています。
この幻想を自覚すれば、買い物がもっと楽しくなります。