インドの銀行で不良債権が過去最大規模に急増。GDP成長率が急激な落ち込み

インド準備銀行
インドの銀行が抱える不良債権が過去最大規模に急増し、国営銀行の利益や株価が損なわれているほか、経済規模でアジア第3位のインドの貸し出しが抑制される危険があります。




インドの成長がこの10年の最低水準まで減速したことと、高金利が常態化したことで、企業はここ数年間の過度な借り入れの返済に苦悩しています。

インド準備銀行(中央銀行)の最新データによりますと、銀行全体の融資総額に占める不良資産の割合は2009年の2.4%から昨年9月には4.2%へ上昇しました。

アナリストは向こう4カ月の間に5.7%まで上昇するとみています。

準備銀行のラジャン総裁は2013年12月の政策決定会合で、「(不良債権の割合が)警戒水準に達する前に迅速に対処したい」と述べました。

準備銀行は2013年12月、焦げ付き始めている債権の管理と拡大阻止を狙った一連の対応策を発表しました。

銀行に対しては返済に苦しんでいる借り手を早めに報告することと、返済の遅延を理由とする罰則の対象者を拡大するよう提案しました。

 
ですが、アナリストはもっと多くの措置がとられるべきだと指摘します。

インドは厳しい減速の中で身動きできないでいます。

国内総生産(GDP)の今年度(2013年4月〜14年3月)の成長率は5%に満たないと予測されています。

わずか3年前の9%超の成長に比べると急激な落ち込みです。


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