IMFがギリシャに対する46億ドル(約4680億円)の融資実行を承認

IMF
国際通貨基金(IMF)は5月30日、ギリシャに対する46億ドル(約4680億円)の融資実行を承認しました。




ギリシャ政府が厳しい経済改革の実施に苦戦する中、前回融資から9カ月間が経過していました。

ギリシャ向けの融資は過去最大規模で物議を醸していますが、ギリシャが2013年にプライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化を達成したことは重要な節目となりました。

また、ギリシャ経済は6年間にわたる不況を経て、年内にはプラス成長への回復が見込まれています。

ただ、製品市場の改革や保護されているセクターの自由化など、IMFが競争力や成長を促すため不可欠だと主張する経済改革を、ギリシャ政府は遂行できずにいます。

IMFとギリシャ政府の高官らは、ギリシャが融資を受け取るための条件をめぐり数カ月にわたり対立していました。

今回の融資実行は、ギリシャの改革状況に関する2つの審査を踏まえたものです。

高官らは3月に暫定合意に達していて、IMF理事会の最終承認を待っていました。

しかし、ギリシャが抱える巨額の債務をどのように削減するかが未解決の問題として残っています。

IMFは欧州各国に対し、約束通りギリシャの債務を削減するよう圧力をかけてきました。

ですが、ドイツがギリシャの債務減免に消極的な中、IMFが十分に強く主張してきたかどうか疑問視する向きもあります。


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