報酬、ステイタスを求めることは、幸福にとって時に逆効果

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カルフォルニア大学デイビス校のロバート・エモンズ教授は人生の目標について研究しました。

その結果、人生の目標は幸福度と関係があることが分かりました。




外の世界に出てポジティブに仕事をし、何か影響を残すことが幸せをもたらします。

また、個人的な成長と他人に関わりながら果たしていく目標が合致すると人は幸福に仕事ができるという結果も出ています。

逆に名声、地位、金、権力といったものを強く求める人たちは、あまり幸福ではありませんでした。

外からの報酬、ステイタスを求めることは幸福にとって時に逆効果になるのです。

ロバート・エモンズ教授は次のように定義しました。

「人生に必要な4つの要素」
・仕事
・理想
・高い目的意識
・社会とのつながり

この中で最も重要視したのが「仕事」

そして他の3つも多くの人の場合、仕事に関係してくる要素。

つまり、仕事こそが人生を有意義に送るために欠かせないものなんです。

人生に対する満足度が最も高いのは、「愛はとても重要だけど、お金は重要でない」と思っている人たちでした。

「愛はある程度大事だし、お金もある程度大事」と思っている人たちは、まあまあ人生に満足しています。

ところが、「お金が大好きで愛なんてどうでもいい」と思っている人たちの満足度は最も低い結果でした。

お金の大切さを認めるのは構いません。

ただ、お金を最優先にして人生の目標を設定すると幸せは遠のいてしまうのです。

仕事の目標をお金から切り離し、幸福に結びつけた男性がいます。

イギリス人シェフのクリス・アドラーさん。

イギリスのスコットランドにあるエコビレッジの専属シェフとして働いています。

もともとアドラーさんは裕福な人々に雇われる「お抱え料理人」でした。

高級な食材を使って贅沢な食事を作るという日々。

クリスさん自身も高い収入を得ていましたが、あるとき、そんな自分の仕事に疑問を感じ始めます。

「幸せとは自分の外側から来るものではないと思います。」

「今の社会では、より大きな家、より大きなクルマを持てば、より幸せになると思われていますが僕は途方もなく金持ちと仕事してきましたが、彼らはさほど幸せには見えませんでした。」

「僕がここに来た理由のひとつはそこにあります。」

クリスさんにはお金ではない価値観が必要でした。

「金持ちと世界中を旅して料理に対する見方が完全に変わってしまったんです。」

「豪華なヨットの上で億万長者や、その友人家族の為に料理する予算も無制限に与えられたからです。」

「そこには精神性というものが無く、僕には向いてなかった。」

「何かが欠落していたんです。」

「僕の人生には、もっと違う何かが必要でした。」

「本当に途方にくれ、とても鬱(うつ)状態になってしまったんです。」

「そんなとき、この村を見つけて人生に対する見方が変わりました。」

「自分の居場所が見つかったんです。」

「だから留まってキッチンの料理長になりました。」

このエコビレッジは有機野菜などを栽培し、自給自足を実践することで知られ、500人ほどの人が暮らしています。

高級食材を世界から集め、有り余る料理を振舞う以前の仕事とは全く正反対の環境です。

クリスさんは人々のために仕事をすることに人生の価値を見つけました。

「今の僕は最初にここに来たときとは別人です。」

「この村のおかげで自分をもっと良く知ることができたと感じています。」

「自分がどんな人間なのか分かったんです。」

「それに自分の腕が上がれば他の人たちに、より多くを与えることができます。」

「それを分かち合うことで人を元気づけたいと思っています。」

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