お金で幸せが買えないなら手放してみては?

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幸福になるためにお金を使う3つの法則
1.経験を買う
2.ご褒美化
3.他者への投資

上記の1と2は、どちらも自分の為にお金を効果的に使う方法でした。
最後に挙げるのは他人のためにお金を使うこと。
これは幸せをお金で買う最も優れた方法です。




ある実験をしました。

今日中に使うことが条件で一人当たり20ドルの
現金を渡し次の2つのグループに分けました。

グループAには「自分の為に使うこと」
グループBには「他人の為に使うこと」

という条件で実験を開始したところ
個人消費を指示されたグループAのメンバーたちは
化粧品やアクセサリー、食べ物などを購入しました。

これに対して「他人の為に使うこと」を指示された
グループBのメンバーたちは友人の為に食べ物を
買ったり、お金を寄付したり、幼い兄弟にオモチャを
買ってあげた人もいました。

さて、幸福感を感じたのはどちらのグループでしょうか?

自分の為にお金を使ったグループAのメンバーよりも
他人の為にお金を使ったグループBのメンバーのほうが
遥かに幸福度が高いということが分かったんです。

これは豊かさを享受する先進国特有の結果かもしれません。
しかし与える喜びは人間の基本要素とも考えられます。

だとすれば、豊かな国と貧しい国の両方で、この現象を
確認することができるかもしれません。

他人の為にお金を使った経験を思い出してもらって
アンケート調査したところ国によって違いが出ました。

カナダの人は「20ドルで母の誕生日に赤いバラを
2ダース買った」と答え、ウガンダの人は「先月、潰瘍
で苦しむ友人に薬を買うお金を渡した」と答えました。

どちらの国でも「他人の為にお金を使ったときのことを
思い出す」ほうが「自分の為にお金を使ったときのこと
を思い出す」ほうが幸福度が高いという点で一致しました。

豊かな国でも貧しい国でも全く同じ現象が認められた
という事実。

それは与える喜びが人間の生まれ持った性質である
可能性を示しています。

だとすれば、幼い子供たちの中にも与える喜びの芽生え
を見いだすことができるかもしれません。

そこで2歳未満の幼児を対象に実験を行いました。

もちろん幼児はお金には興味ありませんからクラッカー
を用意しました。

まず幼児にクラッカーをたくさん与え、その後ぬいぐるみの
おサルさんを幼児の前に置きます。

おサルさんは空っぽのお皿を持っています。

そこで「おサルさんにもクラッカーを分けてくれない?」と
幼児に声をかけます。

すると素直にクラッカーをおサルさんの皿に載せてあげて
おサルさんが食べるマネをすると幼児の顔が笑顔になりました。

たくさんの幼児で検証してみても同じ結果でした。
さらに幼児の表情を調べてみると自分が貰ったときより
分け与えたときのほうが、より大きな幸福感を示している
という結果も出たのです。

これもまた与える喜びが人間の生まれ持った性質である
可能性を示すものです。

だとすれば、資本主義やビジネスでも活用できるかも
しれません。

オーストラリアの大手銀行と専門家との共同研究を紹介します。

多くの大企業が慈善事業に大金を寄付していますが
この銀行では巨額なお金を一括拠出せず、組織に
代わって従業員個人に寄付をさせたんです。

まず銀行は行員に専用のウェブサイトのクーポンを
配りました。

サイトに行けばクーポンを使って好きな慈善事業に
寄付ができる仕組みです。

その結果、彼らの仕事に対する満足感が大幅に
増加したのです。

与える喜びを活用すれば企業は社員の満足度を
高めることができるのかもしれません。

いくつかの研究では、強制されていると感じずに
他人の為にお金を使ったときこそ最も大きな幸福感
が得られると結果が出ています。

広い時間軸で見れば人間はお互いに助け合って
生きてきたわけです。

また他者の為に自発的に何かをした人は、その日
機嫌が良くなることが分かっています。

しかし人助けを強制されたときは、むしろ逆に
機嫌が悪くなってしまうんです。

お金に限らず無理強いされて他人に何かを
与えても良い気分にはなれません。

「よし!一肌脱ごう」と思ったときにこそ人は
最大の幸せを感じるんです。

人間が他者への施しに喜びを感じるように
進化したのは何故か?

おそらく私たちの先祖が命を繋いでいくうえで
他の人を助ける行為が非常に有益だったから
だと考えられます。

興味深いのは利己的なイメージという従来の
概念に反しているからなのです。

人間は熾烈な生存競争の中で助け合って
進化してきたことになります。

その頃の環境がどんなものであったとか
正確に知る芳もありません。

しかし人類が比較的小さな集団で進化し
互いに依存しあう必要があっただろうと
考える研究者は増えています。

グループ内では誰もが助け合い、特に
身近な人とは団結していたでしょう。

与える喜びが幼い子供や貧しい国々でも
認められる理由はこの点かもしれません。

人間の生き残りに欠かせないものなら
非常に強力で浸透性の高い影響が
幼少期から表れるのも当然でしょう。

今回伝えたかったのは
「お金で幸せが買えないなら手放してみては?」
ということです。

今まで数回に分けてお話しました内容を
まとめてみましょう。

物を買うより経験を買うほうが、より大きな幸福感を得られる

好きなものは控えめにし、それをとっておきのご褒美にする

他人の為にお金を使うのは幸せを得る最良の方法の1つである

数日間、私の記事に目を留めていただきましてありがとうございました。

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