最高のパフォーマンスを生み出すフロー体験の8つの構成要素

物事を成し遂げる人たちは働き者です。「努力した人の全てが成功したわけではないが、成功者はみんな努力家だ」という言葉があります。一生懸命、働くことは自分への期待、自分へのマナーだと思います。

人生とは時間です。「何をすることで自分を楽しませることができるのか?」というのは、とても大切なテーマだと思います。あることに1万時間を投下すると、その道のプロフェッショナルになれるという「1万時間の法則」がありますが、あなたが既に1万時間を投下してきたものは何でしょうか?既にあなたは、その世界のプロフェッショナルになっているはずです。義務感で1万時間を投下することは至難の業(わざ)です。何よりも、それをやっているときが楽しくて、ついつい頑張ってしまうのがいいのではないでしょうか?




「どれだけ時計を見ても5分しか進まない」という経験をしたことはありませんか?退屈極まりないときに起きる症状です。逆に「時計を見たら既に2時間が経過していた」という経験もあるでしょう。忘我(ぼうが)の世界。夢中という状態です。夢中になれる時間が1日にどれほどあるかで、1日の充実感、生活や人生の質を測ることができます。

集中できる時間は限られています。それを長く、複数持つことで、1日の夢中体験時間が長くなるわけですが、大切なのは夢中になるパターン習得と、いかに再現するかのコツを会得することとなります。

また、集中の時間が始まったときに、集中しすぎて休憩を取ることを忘れることがあります。気づくと疲弊(ひへい)していて、二度とそのモードに入れないというのはもったいないので「いかに集中時に適度な休養を入れることができるか?」は誰もの課題です。

忘我の境地に「フロー」とか「ゾーン」「ピークエクスペリエンス」と呼ばれる時間があります。魔法のかかった時間帯で、最高のパフォーマンスを生み出してくれます。「透明な集中力」により、短時間にびっくりするような結果を生み、まさしく神がかった時間なのです。

物事にのめり込む「のめり込み力」がある人には、しょっちゅう起きる現象ですが、これを研究した心理学者のミハイ・チクセントミハイは、フロー体験の8つの構成要素を挙げています。

  1. 明確な目的(予想と法則が認識できる)
  2. 専念と集中、注意力の限定された分野への高度な集中(活動に従事する人が、それに深く集中し探求する機会を持つ)
  3. 自己に対する意識の感覚の低下、活動と意識の融合
  4. 時間感覚のゆがみ(時間への我々の主体的な経験の変更)
  5. 直接的で即座な反応(活動の過程における成功と失敗が明確で、行動が必要に応じて調節される)
  6. 能力の水準と難易度とのバランス(活動が易し過ぎず、難し過ぎない)
  7. 状況や活動を自分で制御している感覚
  8. 活動に本質的な価値がある、だから活動が苦にならない

全部の要素がそろわずともフローは実現しますが、少しの要因で(電話がかかる、来客があるなど)その魔法の時間は消えてしまうようです。要は「バカはまり」できる自分でいることで、人生は「神の時間」となるようです。


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