電子たばこ
米国では過去1年、やけどや呼吸器疾患や心血管障害など、電子たばこに関連する健康被害件数が急増しています。

情報公開請求によって開示されたデータによりますと、2014年3月までの過去1年間に米食品医薬品局(FDA)に寄せられた電子たばこに関するクレームは、それ以前の5年分の合計に匹敵する50件以上になりました。

そのほかFDAには、頭痛、咳、めまい、喉の痛み、鼻血、胸痛、アレルギー反応などの症状が報告されています。

電子たばこが必ずしも健康被害の原因とは限らず、有害事象の発生率が上昇しているかどうかも明らかではありませんが、FDAのデービッド・アシュリー氏は米疾病対策センター(CDC)による最近の報告書でも明らかなように、電子たばこに関する被害は増加傾向にあると指摘。「両方のデータは、今後も被害が増えていくことを示唆している」と語りました。

FDAは電子たばこに対する規制を検討していて、米国では約20億ドル(約2050億円)規模の同市場が変化を迎える可能性があります。

10年以内に電子たばこが通常のたばこの消費を上回るとみる業界アナリストもいます。

電子たばこの大半は中国で製造されていて、米国では小売店やインターネットを通じて300以上のブランドが販売されています。