コピーライティング
アロマテラピーにマッサージなど、今や「癒し」「リラックス」をコンセプトにした商品は世の中に溢れています。

人々が癒しを求めるのは、それだけ現代人が日々ストレスやプレッシャーにさらされている証拠。

学生なら受験勉強に就職活動、社会人なら仕事のノルマ、締め切り、人間関係などなど・・・。

こうしたストレスが多いほど、人は「つらい日常から解放されたい」という逃避願望を強く持つようになります。

「心地よい言葉」は、そうした人々の願望に訴えかけます。

たとえば「くつろぎ」「やすらぎ」「ゆったり」「のんびり」「優雅」「ほっとする」など、ゆるやかな時間の流れや快適さを連想させるキーワードを入れると、癒しの効果を読み手にアピールできます。

命令形のメリットとデメリット

命令形の言葉には、強制力があります。

ふつう誰でも、何かを強制されるのは快く思わないでしょう。

それでも命令形のタイトルや見出しが多く採用されているのは、「命令されると安心する」という心理が読み手に働くためです。

普段、私たちに命令するのは、上司や親など、自分より経験豊かな年長者である場合がほとんどです。

そのため命令形には、そこに自分にはない有用な考え方が記されていると思わせる力があります。

また自分がどうすればいいか分からないとき、「○○をやれ!」もしくは「○○するな!」という断定調の言葉は、とても魅力的に聞こえます。

自分が悩んでいることを「こうしろ!」と言い切られると、背中を押され、悩みから解放されたような高揚感が得られるためです。

恐怖感をあおって危機意識を高める

「危ない」「怖い」「ヤバイ」「損をする」「やってはいけない」「手遅れになる」「死ぬ」「一生○○」などの脅し文句を、心理学では「恐怖喚起メッセージ」といいます。

このテクニックは、文字どおり脅し文句で読み手の恐怖心を呼び起こし、危機意識を高めることで文章を読ませる手法です。

どんな人でも、恐怖や危険、トラブルは避けたいもの。

それが自分の身に降りかかる可能性が高い(どんな人にも起こり得る)のであれば、なおさらです。

そこでタイトルでは「誰の身にも起こり得て」、それが「深刻な事態を招く」ことを匂わせます。

脅し文句で恐怖心が喚起された読み手は、一刻も早くその「回避方法」を知りたい欲求に駆られるでしょう。

「その回避方法が中身の文章に書かれている」と見出しで思わせられれば、本文に誘導できます。