急性アレルギー反応を引き起こすコチニールはカイガラムシ由来の食品添加物

カイガラムシ
ソフトドリンクの色付けに使われる食品添加物「コチニール」は、カイガラムシという昆虫から抽出した赤い液体で、毒性があるとされています。




数年前まで「カンパリ」というリキュールに使用されていたということで耳にされた方もいるかもしれません。

以前、スターバックスコーヒーの「ストロベリー&クリームフラペチーノ」に「コチニール」が使われていることが発覚し、物議をかもしたことがありました。

いくら食品添加物メーカーが安全だと主張しても、「コチニール」が、他の食品や化学物質と体の中で混ざり合ったときに、どのような反応が起こるかが明らかではないため、安全と断定できる保証はどこにもありません。

食品添加物の安全は単体では証明されているとされていますが、他の物質と化合したときの安全性については、一切証明されていません。

2012年5月には消費者庁が「コチニール」の摂取で呼吸困難などの急性アレルギー反応が起こる可能性があるとして注意を呼びかけました。
「コチニール」という着色料は、件(くだん)の「ストロベリー&クリームフラペチーノ」に限らず、様々な加工食品や飲料、化粧品(口紅)などに広く使われています。

原料になるカイガラムシは中南米などに広く生息している虫で、アステカやインカ帝国などでも養殖されていたという記録がありますが、彼らは布などの染色に使っていました。

もちろん、食品の色付けに使った形跡は全くありません。

現代日本においては、食品衛生法で食品添加物として認められていて、飲料やお菓子、医薬品などにも使われていますが、そのことに疑問を呈する人たちも多くいます。

そして、2013年4月に、国内の病院で、この「コチニール」入りの飲料による急性アレルギー反応を起こした患者の報告がありました。

また、それ以前にも「コチニール」摂取による急性全身性アレルギー反応、いわゆるアナフィラキシーショックが報告されていたということもあり、消費者庁は注意喚起をすることになりました。

近年、様々な物質に対するアレルギーが急増しており、その原因物質を特定するのも大変な状況なので、上記の報告が本当に「コチニール」によるアレルギー反応なのか、はたまた、他の物質によるものなのか、または、それらの複合的なものであるのか、実際には判断がつかないのではないでしょうか。


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