中国産農産物・食品との付き合い方とは

中国産
中国の農業の形態は、ほとんどが小規模農家で、自給自足のために農業をしている人たちも数多くいます。

また、耕作可能面積は意外なほど狭く、職業として農業を営んでいる人たちは、生産性を維持確保するために化学肥料と農薬を大量に使わざるを得ないという事情もあります。




結局、農業に対する需要は高まることとなります。

必然的に、安全性より経済性が優位となり、禁止農薬であっても収穫量が上がるなら、それを使用する農家が多数出るということになるのです。

それらの農産物が、また、その加工品が日本に入ってくるわけですから、きちんと調査をしたら違法農薬も見つかりますし、その残留量も桁違いということになるわけです。

ある世論調査によりますと、中国食品の安全性に対して96%の日本人が疑問を抱いています。

中国人の79%の人たちも自国で生産された食品に不安を感じています。

中国産で危険なのは野菜だけではありません。

ウーロン茶などの中国茶が健康に良いという思い込みで、毎日それを飲んでいる人がいらっしゃいますが、これは大きな落とし穴のひとつです。

たしかに、岩茶などの本物の中国茶は効果効能も確かで味も良いのですが、一般に出回っている中国茶の安価なものは絶対に飲んではいけません。

一昨年、中国でも既に使用禁止となっている農薬・フィプロニルがウーロン茶ティーバッグから残留基準値を超えて検出され、製品が回収されました。

最近のことですので記憶にある人も多いでしょう。

やはり、禁止されている農薬が中国では使われているのです。

また、それ以前にも茶葉から、肝臓などに障害を引き起こし、発がんの恐れがあるとして、日本では1971年に使用が禁止されている有害農薬DDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)や、遺伝子組み換え作物で有名なモンサント社と提携している住友化学株式会社が開発したMEP(フェニトロチオン)が検出されています。

MEPは、有機リン系殺虫剤と言われるもののひとつで、摂取すると、倦怠感、頭痛、吐き気、多量発汗、視力減衰、縮瞳(しゅくどう)などの中毒症状が出ます。

日本では過去に、千葉県でMEPが混ざった複合剤の散布直後に水田に入った農夫が死亡した事例や、茨城県では、住宅のダニ駆除のために使用したMEP製剤で、一家全員が中毒症状を起こし、5歳の女児が死亡するという事件も発生しました。

おそらく中国においても同様のことが起きているだろうということは想像に難くありませんが、日本でそのような報道はありません。

しかし、残留農薬としては、基準値を遥かに超える数値が出ている事実もありますので、用心するに越したことはありません。

日本の食品衛生法では、食品中に合成抗菌剤が含有してはならないことになっています。

しかし、中国産の鮮魚(イシモチ)から、この合成抗菌剤・エンロフロキサシンが、1.44ppmという高濃度で検出されたことがありました。

これは動物用医薬品として犬や猫、牛、豚、鶏などに投与されるものです。

それが何故、水産物であるイシモチに残留しているのか、謎としか言いようがありません。

また、同じく合成抗菌剤であるマラカイトグリーンが、4.7ppmという、かなりの高濃度でウナギの蒲焼きから検出されたこともありました。

10数年前と比べると、格段に品質が上がったという報告もあるにはあるのですが、現実を見ますとそれもかなり疑わしいです。

ただし、中国産のもの全てが粗悪だと言っているわけではありません。

中国での食料生産に真面目に取り組んでいる日本の食品メーカーや商社が、少数ではありますが存在します。

しかしそれは、あまりにも少数です。

そして、中国からやってくる大量の食材のうち、どの食品が安全なものなのか、区別はつかないでしょう。

私たちが食の安全ということを基本において、自分たちが食べるものを選択する際に、やはり中国産の食材は避けようと思うのは、致し方ないところだと思います。

外食産業の中には、中国産食材を使用しているかどうかに関しての質問に答えない企業があります。

使っていることを明確にしたうえで、「それでもこれだけのメリットがある」と堂々と申し述べるべきではないでしょうか。

そして、消費者の選択に委ねるというのが、あるべき姿なのではないでしょうか?

私たちは誰でも食事をします。

これまで私たちは自分で食べるものを深い考えもなしに選んできたのかもしれません。

しかし、もはやそれは幻想というしかないでしょう。

これからは、どのようにして、その食べ物が作られているのか、自然のサイクルの中で何が起きているのかを考えていかなければならないのです。


カテゴリー: 健康管理 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。