中国の富裕層が中国産食品を決して口にしない理由

地溝油(ちこうゆ)
以前、飲食業界の中で話題になった「下水ラード」とか「地溝油(ちこうゆ)」と呼ばれている油のことはご存じでしょうか。

中国の工場などの排水溝や下水溝に溜まった油を集めて、ろ過して作るもので、信じられないのは、それをまた食用油として売っていることです。




事情を知っている人に言わせると、中国を旅行することがあったとしても、屋台などの安い飲食店では食事をしないほうが無難だそうです。

そういう店では、かなりの確率で、この下水ラードを使っているとのことです。

そんなものが、それほど大量に作れるのかどうかという疑問も残りますが、これが日本に入ってきているのかどうかは不明です。

中国の人たちは、そこに罪悪感はないようなのです。

そういうことに全く頓着しないと言ったほうがいいのかもしれません。

それは国民性の違い、ということで片付けられるものではありませんが、かといって私たちにはどうにもしようがないことでもあります。

避けて通るしかないことです。

日本の法律では、原材料の一部が中国からの輸入食品であったとしても、国内で加工・製造した場合、それはれっきとした国産品となりますし、何種類かの食材が混ざった食品の場合でも、50%以上使用した食材の原産地表示だけでよいということになっているのですから、中国産食品が半分以下の割合であったなら表示もされません。

だとすると、私たちが知らない間に中国産食品を口にしても分からないということになります。

いろいろな意味で格差が大きく広がっている中国ですが、このような現実を知っている富裕層の人たちは、中国産食品を決して口にしないと言います。

富裕層の人たちが食べる農産物、食品はすべて日本や東南アジアから、カネに糸目をつけずに輸入したものです。

そしてその富裕層の一部は、自国の危険な食品を海外に輸出して換金しています。

中国でビジネスをしている、あるいは、していた人たちから話を聞くと、彼らは口をそろえて、その文化の違いを強調し、馴染めないところがあることを告白します。

2008年1月に発覚した「中国製冷凍毒ギョーザ事件」(2007~2008年にかけて中国河北省・天洋食品の冷凍ギョーザを食べた日本人10人が下痢などを訴えた事件。ギョーザから殺虫剤が検出され、2010年に元臨時工員が逮捕、起訴された)のことは憶えている方も多いかと思います。

発生から6年を経て、犯行が計画的で悪質であったとして、ようやく犯人の呂月庭被告に無期懲役が言い渡されましたが、事件の後も中国食品業界は一向に改善されていないどころか、ますますひどい状況となっています。

2013年、上海市の川で、なんと1万頭もの豚の死骸が浮くという衝撃的な事件が起きたことがありました。

その1万頭はすべて病気にかかった豚だったのですが、中国の畜産業界のあまりにもひどい状況を、中国政府が捨て置かず、一時的に流通管理を厳しくしたことがあります。

その結果、ヤミルートを使っても販売することが出来なくなった畜産業者・生産者が処分に困って川に不法投棄してしまったということなのです。

これは相当のインパクトがある事件で、日本の飲食業界も震撼させられました。

今までは病気の豚が平気で売られていたことになり、それらのうちの何割かは日本にも売られていたに違いないと慄然(りつぜん)としたのです。

その事件はあまりに特殊なものと位置付けていいのかもしれませんが、数え上げたらきりがないほど、その手の事件があることも事実のようです。

日本で報道されるのは、そのほんの一部なので中国産食品の全容は、なかなか知ることは出来ません。


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