文章に秘められた「人の心を動かす力」の正体とは?

「あなたの思う、世界最高の美女とは?」

この1行を読んだとき、あなたはどんな顔を思い浮かべたでしょうか?

その瞬間、あなたにとっては頭の中で想像している「その人」こそが間違いなく世界最高の美女となります。

でもこれが、芸能人の写真を見ながらの話なら、そうはいきません。

目の前に実体を伴った美女候補が現れた途端、私たちは思い描いていた理想の顔との違いを感じてしまい、世界最高の美女には辿り着かなくなるのです。

一方で、文章で触発され頭の中で浮かび上がったその美女は、絶対的な存在となり、誰からの非難も受け付けません。

誰もが納得の美女を創り出すには、文章を使って想像させるしかありません。

つまり、世界最高の美女を創れるのは文章だけなのです。




「心が動かされる」とは、よく言われますが、いい文章を読んだとき、私たちの心で「何か」が起きているのでしょうか。

そのとき私たちは文章に散りばめられた言葉に反応し、頭の中にあるイメージを膨らませ、対象について想像し始めます。

そして、そのイメージは、ときに行動のための原動力となります。

これが、文章に秘められた「人の心を動かす力」の正体なのです。

しかも、理想の美女を描写するために、言葉を書き連ねる必要はありません。

「想像してみてください。あなたの目の前に、目もくらむような美女がいることを」と書けばそれでいいのです。

文章の力に絡(から)め取られた私たちは、勝手に心を動かし、目もくらむような美女を思い浮かべるのです。

こんな芸当ができるのは、映像でも写真でもなく、文章だけです。

しかも、これは「世界最高の美女」以外にも、セールスでも、プレゼンでも、好きな人への告白でも、上司や部下へのお願いでも、上司や部下へのお願いでも、そのまま使えます。

いかがでしょう?「あなたの思う、世界最高の美女とは?」という質問の意図を理解していただけでしょうか。


カテゴリー: コピーライティング パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。