仮想通貨ビットコイン 仲介会社Mt.GOX(マウントゴックス)のサイト停止か

ビットコイン
インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の東京の取引仲介会社Mt.GOX(マウントゴックス)が、システムの不具合を理由に一部の取り引きを停止して2週間余り過ぎましたが、2月25日になってMt.GOXのホームページが表示されなくなりました。




この状況が続けば、利用者はビットコインを使ったり現金への換金ができなくなったりするおそれも指摘されています。

東京・渋谷にあるビットコインの大手の取引仲介会社マウントゴックスは、システムの不具合を理由に、2月7日からほかの仲介会社の口座へのビットコインの送金を停止していました。

マウントゴックスは、当初、復旧作業を進めていると説明していましたが、2週間余りが過ぎた2月25日になって、会社のホームページの画面が表示されなくなりました。

マウントゴックスは国内外で110万を超える口座を持つ世界でも有数の取引仲介会社とされていましたが、この数日間は電話やメールで問い合わせても連絡が取れない状況が続いています。

ホームページが表示されなくなった詳しい経緯は分かりませんが、専門家は、この状況が続けば利用者は「マウントゴックス」に預け入れているビットコインを使ったり、現金への換金が出来なくなったりするおそれがあると指摘しています。

ビットコインを巡り、海外の仲介会社では外部からシステムに攻撃を受けて、一時取引ができなくなるなどシステムの安定性が問われる事態が相次いでいます。

ビットコインは2009年頃からインターネット上で使われはじめた仮想通貨で、利用者は世界中で数百万人に上るとみられています。

これまでの通貨や電子マネーと違う特徴は、ネット上で自然発生的に作られた為、誰が発行しているのかが分からない、いわば「無国籍」の通貨であることです。

このため、世界中で使える通貨としての可能性を秘める一方で、価値を守る国や企業といった後ろ盾が存在しない不安定さを抱えています。

また、投機的な取引が過熱し、2013年の1月ごろには、1ビットコイン当たり1200円前後だったレートが2013年11月には12万円と、1年足らずで100倍以上に値上がりしましたが、急激に値下がりすることもあり、値動きが大きくなっています。

さらに、匿名で取引できることから、麻薬の売買など犯罪に悪用されるケースも明らかになっています。

このため、海外の中央銀行では、ビットコインの取引を規制したり、注意を呼びかけたりする動きが相次いでいて、今月に入ってからもロシアとインドネシアの当局がビットコインの使用を禁じると発表するなど、規制を強化する動きが広がっています。

今回の出来事で、ビットコインは電子マネーなどと違って発行者がおらず、誰も管理していないということを再認識させられました。

発行者がないことで規制の対象になっていないことによる利便性もありますが、一方で、政府が何も守ってくれないということでもあり、自己責任で参加するという意識が必要です。

ビットコインのマウントゴックス 再生法申請

インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の東京にある取引仲介会社「マウントゴックス」が経営破綻し、2月28日、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請したと発表しました。

システムの不具合を悪用した不正なアクセスによって、利用者が預けていたビットコインなどがなくなったとしています。

民事再生法の適用を申請したのは、インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の大手取引仲介会社で東京・渋谷区にある「マウントゴックス」です。

発表によりますと、マウントゴックスは、今月初めごろ、システムの不具合を悪用した不正なアクセスがあり、ビットコインが不正に引き出されている可能性があることが分かったとしています。

正確な状況はまだ把握できないとしたうえで、その後の会社の調査で、利用者が会社に預けているおよそ75万のビットコインや、会社自身が保有するおよそ10万のビットコインのほぼすべてがなくなっていることが判明したということです。

さらに、利用者が会社に預けている現金についても、多額の現金が不足しているということで、その額は、最大でおよそ28億円に上るとしています。

マウントゴックスのマルク・カルプレスCEOは記者会見で「システムの弱いところがあり、そのせいでご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません」と述べ、謝罪しました。

会社側では、今後、原因の解明などを急ぐとともに、スポンサーを募ったり経営陣を刷新したりして、取り引きの再開を目指すとしています。

マウントゴックスは、利用者の口座が国の内外で110万を超えるとしていた取引仲介会社の大手ですが、今月、システムの不具合を理由に一部の取り引きを停止し、今月26日からは「利用者とサイトを守るため」などとして、すべての取り引きを停止していました。

運営会社からは、詳しい状況の説明がないままの状態が続き、利用者からは強い不満の声が上がっていました。

ビットコインは、世界的に利用が拡大する一方、国の信用の裏付けがないうえ、一般の預金などと違って利用者を保護する仕組みがなく、大手の仲介会社の破綻はビットコインのもろさを浮き彫りにした形です。

「マウントゴックス」とは

「マウントゴックス」は、東京・渋谷にあるビットコインの取引仲介会社です。

「マウントゴックス」の利用者の口座数は国内外で110万を超え、世界有数の取引仲介会社だとしていました。

しかし2月7日にシステムの不具合を理由に一部の取引を停止したあと、おとといには「サイトと利用者の保護のため、当面、すべての取引を停止する」と発表し、すべての取り引きができなくなっていました。

このため利用者が会社に預けているビットコインを使うことや、現金を引き出すことができない事態となっていました。

75万ビットコインの価値は

インターネットでビットコインの情報を提供しているサイト「コインデスク」によりますと、マウントゴックスを除く主な取引仲介会社でのビットコインの平均価格は、午後7時現在1ビットコイン=550ドル前後で取引されていて、これをあてはめると75万ビットコインはおよそ420億円の価値があります。


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