合成着色料がADHDに影響があるとして世界的に規制を強める方向に

ADHD
化学合成の着色料は世界的に規制を強める方向に向いています。

FSA(英国食品基準庁 / Food Standards Agency)は、合成着色料がADHD(注意欠陥・多動性障害 / Attention Deficit Hyperactivity Disorder)に、なんらかの影響があるとして、メーカー側に自主規制を求めています。

ADHDは、生まれつき、または新生児期までに脳の発達が損なわれる障害で、注意力に欠け、落ち着きがなく、衝動的な行動をとるなどの症状があり、成人前までに症状が治まるとされていましたが、近年、症状は生涯にわたるものだと言われ、世界的に問題になっています。

FSAの要請を受けてEUでは、規制を強める方向に動いていますし、オーストラリアやニュージーランドでも同様です。

また、アメリカでは消費者団体が食品メーカーに対して、合成着色料を使用しないよう求める署名運動が展開されています。




「自然由来の着色料は安全」というイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、実はそうとも言い切れません。

たとえばアカネ科のセイヨウアカネの根から作られるアカネ色素などは、安全と言われてきましたが、近年になって変異原性(遺伝物質であるDNAや染色体に損傷を与え突然変異を起こす性質)を起こすことが分かりました。

日本でも昔から着色料として使われてきたクチナシも、厳密に言うと安全性に疑いが持たれていますし、ウコン(ターメリック)に含まれる色素クルクミンにも染色体異常を起こす疑いがあります。

ブイヤベースなどに使われるサフラン(ベニバナ)も、自然の着色料としてよく使われてきましたが、これにもアレルギーを起こす疑いが持たれています。

料理は見た目も重要ですから、色鮮やかに仕上げたいと考えるのも分からないではありませんが、度を超すとよろしくありません。

いずれにしても、食品添加物の安全性は100%確認できているわけではなく、摂取された体内で二次的、三次的に様々な反応を引き起こす危険性は常に存在しているわけですから、極力使用・摂取を控えるべきでしょう。


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